大きな木のそばに立ったとき、ふと何かに包まれるような感覚・・・

 

それは気のせいではありません。

古代中国の道教では、木はただの"植物"ではなく「地球と天をつなぐ生きた柱」として、またネガティブなエネルギーを吸収して光のエネルギーへと変換する「地上の静かなヒーラー」として、何千年もの間、人々に深く敬われてきました。

 

今回は、前回のブログ『THE GREAT RESET』で記述した「神からの八つのメッセージ」の八つ目、今一度、自然界(特に木々)との関係を深める』について、その実践法をお伝えしていきたいと思います。


 

【木の癒しのパワー】

木は二酸化炭素を吸収して酸素に変えるだけでなく、ネガティブなエネルギーを吸収してポジティブに変えることができます。大地にしっかりと根を張り、その根が地中深いほど、天高くまで伸びていきます。そしてその場に静かに立ち、大地のエネルギーと天の宇宙的な力を吸収しています。

 

木は地球上で最も大きく、最も霊的に進化した存在(植物)です。木が常に瞑想状態にあることは以前にもお伝えしましたが、木にとっては「瞑想状態で発しているミクロ単位のエネルギー」こそがコミュニケーションを取る手法となります。人がそのミクロ単位のエネルギー(木の言語)への理解を深めるにつれ、木との関係を育むことができ、ミクロ単位のエネルギーと一体化するにつれ、細胞レベルで、そして魂レベルで、木と会話をすることができるようになっていきます。

 

木は人間の中身を見抜きます。

 

そして「改善が見込める人」には癒しを齎します。木は人間のエネルギーを感じ、そのチャンネルを開いて波動を整え、魂を深い安らぎで満たしてくれます。そして内なる生命力(プラーナ)を力強く輝かせてくれます。宇宙の調和と同調し、揺るぎない自己の存在(プレゼンス)を思い出させてくれるのです。

 

【木のパワーとは】
木は根を大地の奥深くに伸ばし、梢を天へと向けて、地球と宇宙のエネルギーを同時に吸収しながら、瞑想状態の中でただ静かにそこに立ち続けます。二酸化炭素を酸素に変えるように、人の心に溜まった重たい負のエネルギーを受け取り、清らかに変えて返してくれます。また人間のエネルギーチャンネルを開いて、波動を整え、魂を深い安らぎで満たし、内なる生命力(プラーナ)を力強く輝かせてくれます。そんなヒーラー的な存在として、木は古くから大切にされてきました。木には人間のような思考や言語がありません。でも、だからこそ言語を超えた何かを伝えてくれ、そのメッセージの受け取り方を今、人間は思い出さなければなりません。

 

【どんな木を選べばいいのか】

木と対話をし、木の癒しを受けるなら、まず「相手」を選ぶことから始めます。なかでも特別とされるのが松の木です。道教では「不老の木」と呼ばれ、強い気[キ (ki)またはチー(Qi)]のエネルギーを放出し、魂を養い、精神を研ぎ澄ますと伝えられています。他にも、柳は心身の滞りを流し、楓は痛みを溶かし、イチョウは女性の生命力を高めると言われています。それぞれの木に個性と魂があります。

木と対話をするために、深い森に入る必要はありません。木の癒しを受けるには、近所の公園や神社にある見慣れた木で十分です。ただしその場合、人目を気にしないでその瞬間に集中しなければなりません。人間の暮らしに慣れ親しんだ木は、むしろ人のエネルギーをよく理解していて、対話しやすいとも言われています。

 

① 松:気を放出し、血を養い、神経を強化。「不老の木」とも呼ばれている

② 杉:熱を下げ、陰のエネルギーを養う

③ 柳:余分な湿気を排出、血圧低下、膀胱を強化

④ 楓:痛みを和らげる

⑤ イチョウ:膀胱を強化、女性の泌尿器系に効果的

⑥ カバノキ:体の熱と湿気を除去し、解毒

 

- 松(マツ)生命力の象徴と神経の安定 -

不老の木の由来:厳しい寒さでも緑を失わない姿から、中国では仙人が住む木、長寿の象徴とされてきた。

・呼吸器のサポート:松が放出する「フィトンチッド」には、呼吸を深くし、肺の機能を整える効果がある。

・精神の鎮静:3-カレンやα-ピネンといった成分が含まれており、これらは睡眠の質を高めたり、不安を和らげたりする効果があるとされている。

・骨や関節の再生:西欧の伝統療法(ジェモセラピー)では、骨の再生や関節の老廃物を排出する力があるとされている。
 

 - 杉(スギ)過剰な熱を鎮める「清熱」の力 -

陰のエネルギーを養う:杉は天に向かって真っ直ぐ伸びる「陽」の形をしており、その性質は体内の過剰な「陽(熱)」を落ち着かせて、潤い(陰)を保つのに適している。

・炎症の抑制:体内の余分な熱を下げることで、イライラなどの精神的な高ぶりや、微熱を伴う体調不良を緩和する。

・リラックス効果:杉の香りにはセスキテルペン類が含まれ、血圧を下げ、脳をリラックス状態にする働きがある。

 

- 柳(ヤナギ)水の巡りを整える「利湿」の力 -

余分な湿気の排出:水辺に生息する柳は、水分をコントロールする力が強いとされ、東洋医学では「湿邪(余分な湿気による不調)」を取り除くのに利用される。

・天然の鎮痛作用:柳の樹皮にはサリシン(アスピリンの元となった成分)が含まれており、関節痛や神経痛を和らげる効果がある。

・泌尿器の浄化: 膀胱の「熱」や「湿」を取り除くことで、排尿トラブルやむくみの解消を助ける。 

 

- 楓(カエデ)気の滞りを解く「理気止痛」-

痛みを和らげる: 気が滞ると痛みが生じるという考え(通ぜざれば則ち痛む)に基づき、楓はその滞りを解消する力があると考えられている。

・血行促進:楓のエネルギーは血液や気の流れをスムーズにし、打撲や筋肉のこわばり、月経痛などの緩和に役立つとされている。

・耐久性の付与:木材としての硬さ 同様、精神的な粘り強さを養うサポートになるとも言われる。 

 

- イチョウ(銀杏)循環の改善と泌尿器の守護 -

女性の泌尿器系に効果的:伝統医学では、種子(ぎんなん)が頻尿や夜尿症、帯下(おりもの)の改善に用いられてきた。

・脳と血管の若返り:イチョウ葉エキスは血流を改善し、記憶力の維持や手足の冷えを解消する効果で知られている。

・肺の収れん作用:激しい咳を鎮める働きもあり、エネルギーを内側に集めて守る性質を持っている。 

 

 - カバノキ(樺)解毒と代謝の促進 -

熱と湿気の除去:体内に溜まった「毒素(湿熱)」を外に出す力が非常に強い木。

・強力な利尿・解毒:ヨーロッパでは「魔法の木」として、春先のデトックス(血液浄化)に白樺の樹液を飲む習慣がある。

・肌の浄化:湿気による皮膚トラブルや湿疹、アレルギー症状を和らげ、体の内側からスッキリさせる効果がある。

 

 

【木と交流する方法】

時間帯としては早朝~正午(午前中)がベスト。木のエネルギーが最も満ちている時間となります。

 

[手のひらで気を受けとる方法]

・木から30〜60cmの位置に立つ(または座る)

・リラックスして心を開く。自分の内の「エネルギーの花」が開くイメージをする

・両手のひらを木に向けて、「エネルギーの花」から流れ出る自分のエネルギーを木に差し出す

・木がそのエネルギーを受け取って(吸いあげて)くれるのを感じる

・木が浄化したその「癒しのエネルギー」を戻してきたら、心の中で「喜び」を感じて受け取る

・これを繰り返しながら、エネルギー(気)が体を循環するのを感じ、その流れをイメージする

・循環(流れのイメージ)としては:左手→肩→首→頭の頂点→右肩→右手→木→左手……

・男性は36回、女性は24回繰り返す

 

木から30〜60cmのところに立ち(もしくは座って)、静かに目を閉じます。自分の内側の「エネルギー花」をそっと開くイメージをします。そして両手のひらを木に向け、「お願いします」という気持ちで自分のエネルギーを差し出します。しばらくすると、エネルギーを受け取ってくれた木から、何かポジティブなものが戻って来る感覚を感じます。それを「感謝」や「喜び」の気持ちで受け取ります。エネルギー(気)が木と自分の体を(左手→肩→首→頭の頂点→右肩→右手→木→左手……)静かに行き来するのを感じながら、その循環を男性は36回、女性は24回繰り返します。



今回は自然界(特に木々)との関係を深める」もっともベーシックな方法をご紹介させていただきました。これ以外にも、
 

①【 木を抱きしめ、エネルギーと溶け合う】

②【手のひらで木の気を吸収する(陰の側)】

③【 頭の頂点(クラウン)から、宇宙のエネルギーを受け取る】

④【心(ハート)で、木と繋がり、木の魂に触れる】

⑤【大地のエネルギーを吸収する】

*【木との対話を閉じる儀式】(もっとも重要)

以上のように「木々との関係を深める」ため、「木々と魂で会話する」ための多くのメソッドがあります。

それらの①~⑤と「木との対話を閉じる儀式」のメソッドを詳しくご説明させていただきながら、それぞれを「シミュレーション瞑想」でご体験いただくオンラインセミナーを、6月5日(金)の「世界環境デー(環境の日)」に企画しています。セミナーにご参加いただいた方には、上記のメソッドを文書化したものをメールにてお送りいたします。(なので当日は、メモを取る必要はございません)

こちらは有料のセミナーとなりますが、日程が近づきましたらブログ上、またはnote『ルナリス』コミュニティーの投稿欄で「おしらせ」をさせて頂きますので、ご興味のある方は、ぜひご参加いただければ幸いです。

 

おわりに ー木はずっと、そこで待っているー

木は人間よりもはるかに長い時間をこの地球上で生きています。季節が変わっても、何年経っても、同じ場所でただ静かにあなたを待ち続けています。同じ木のもとへ、繰り返し訪れてみてください。関係は少しずつ深まっていき、やがて木があなたの訪れを「喜んで」いる・・・そんな感覚を覚えるかもしれません。

言葉の要らない自然界と人間との対話。太古の昔に確かにそこにあったそのコミュニケーション方法を、今こそ人々が思い出すべき時が来ているのかもしれません。