英語レッスン | 心のこさず~膵臓がんになった私の闘病と日々のこと

心のこさず~膵臓がんになった私の闘病と日々のこと

2023年8月に膵臓がんの診断を受けました。50代2児の母です。
闘病や日々のことを書いていきたいと思います。

次女が中学生になり、本格的に英語教育がスタートしました。


長女には小学生のときから自宅で英語を教えていて、有利なスタートなったのですが、次女についてはうっかりしていました。


子育ても二人目になると自分でもびっくりするくらい手を抜いてしまい、次女には離乳食を作った記憶もありません。

おかげで、と言ってはなんですが、次女はのびのびと自由な子に育ちました。

一方、丁寧に、ある意味神経質に育てた長女には生真面目で心配性な面があります。

育て方って、やはりそういう形で出るんですね。


さて、次女が中学生となった今、少しでも助けになればと、遅ればせながら家で英語を教えることにしました。

以前、英語教室を開いていたときも中学の教科書に沿って教えていてので、3年間の文法のステップは把握しています。


1年生の最大の課題は、とにかくbe動詞と一般動詞の違いを理解すること。

ここで躓くと先へ進めません。

基本文を応用しながら、次女の性格に合わせて少しずつレッスンを進めています。


英語の教科書を開くと、気持ちがシャキンとします。少し具合が悪くても、いつの間にか声が張ってきます。

自分が癌患者だということを、しばし忘れられます。

やはり私は英語が好きなんだなぁ、と思うのです。


英語は私が得意と言える唯一の分野。

それこそ遺産として、娘たちに知識を伝えたい。英語の楽しさを知ってほしい。


本業の翻訳も好きですが、人に教えるのも私の喜びです。

単純な文法を組み合わせて、徐々に複雑な文章を構築していく。呪文なような文章が少しずつ読み解けていく。

そんな楽しみに次女も気づいてくれたらいいな、と思っています。