こんにちは。


ヨガと布ナプキンと麻で

女性の心と体を幸せにする

つきのわのりえです。

私はとても感情的な生き物です。

ホルモンバランスが変化する女性とはそういう生き物だと思っています。





先月93歳で亡くなった父方の祖母は

教育者であり


40年以上小学校で教鞭を取っていました。

女性として埼玉県を5つに分けた東部地域で
初めて女性として校長先生になった人です。

孫である私には優しいおばあちゃんでしたが、

温厚な祖父に比べると

自分にも他人にも厳しい面はあったと思います。

叔母も母も私もプライドが高く気が強い。

男性は優しいが女性は気が強い。
これが石井家の特徴かなとも思っていました。

それでも祖母が凛と澄んだ印象があるのは

自分の芯強かったこと。

この芯の強さだけなら私も祖母には負けないのですが、

『感情的ではなかったから』だと思います。

女性として初めて管理職になり大変なことは多かったと思いますが、

「女性だからと理由で特別に苦労したことはない」と生前話していたと言います。

それは祖母が理性で動き
理論的な人であったからではないか?と思います。

男性社会の中でのし上がっていくには
必要なことだったのではないでしょうか?

それでも無理をしている印象はありません。
(私が生まれてすぐに退職しているので本当のところは分かりませんが)


私も母も叔母も
「自分はこんなにやっているのに(何であなたはやらないんだ)」と怒る
結局頑張ってる自分を認めてもらいたい評価してもらいたいって感情がとても強いのですよね。

もちろん他人に対してはそこまであからさまに出すことはないにしても
嫌な面を目の当たりにすることは家族だからこそ。

厳しい部分はあったけど、
祖母が感情的に怒った場面を見た記憶はありません。

誰かが感情的になって
もめそうになると「まぁまぁ」と止めに入っていたのが祖母でした。

母性的なおばあちゃん像ではなかったけど、
愛や温かさはとてもありました。


私が感情的な生き物であってもそれを悪いとは思っていないし

悪いと思ったところで感情的な人間であることは変わりません。

ただ短気な部分は損をしてしまうことがあるので直さないとなとは思います。

祖母の時代に男性社会の中でのし上がるのに必要だったものと

この現代社会をよくしていくために
必要なことはまた違うと思っています。


だけど目的を達成するために
我慢している部分は当然あるし

「メンツを守るため」とか
安っぽい自尊心を守るために
怒ることはやめようとは決めています。

大分怒ってるけどね(笑)

全ては水に流すべし。

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つきのわ
石井利枝