メンタル改善への道
このテーマでは、
・仕事をしていて辛い、と思っている時期
・うつのどん底から抜け出したけど、まだネガティブに考えてしまう事がある時期
に知っておきたい事と、関連動画やグッズを紹介していきます。
今日の内容は、
- メンタルもトレーニングが必要
- 自分を一番いじめているのは、自分?!認知のゆがみを、リフレーミングで直す
- 水平思考トレーニング
の3本です。
![TODAY'S](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited023_heading.png)
1.メンタルもトレーニングが必要
「才能を操っているのは、メンタルが9割ということ」ビリギャル著者 坪田信貴
人間はメンタルを舐めている。
同じ事をするにも、環境が少し変わるだけで、出来ていた事が出来なくなってしまう。
よく、やる気が足りない、とか気の持ちよう、とか言いますもんね、やっぱりメンタルって重要なんですね、と思いましたか?
「やる気が足りない」
これ、自分では気づけないけど、本当に自分を追い込んでいく言葉なんですよね。
やる気だけで仕事できるなら、世話ないんです。
やる気スイッチ一つで人が動けるなら、人間は誰でも頑張れてるはず。。。
短期的には、やる気だけで乗り切れる事もあるかもしれませんが、
長期的には、自分をすり減らしていき、持続できなくなってしまう。
「やる気の出し方」「気の持ちよう」はトレーニングしないと、身につかない。
メンタル強いのって、私は才能だと思い込んでました。
憎まれっ子世に憚る、みたいな(笑)
あとは、この動画で出ていた、ちょっとしたきっかけで世界が変わって見える、みたいな事もあるのかなあ、って。
子供が1人でトイレに行けるようになる、日本語を話せるようになる、何事もトレーニングは必要で、メンタル面でも、同じこと。
大事なのは、やる気を出す事じゃなくて、やる気を出しやすい考え方、方法を、身につけていく事なんですね。
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2.自分を一番いじめているのは自分?!認知のゆがみをリフレーミングで直す
上の動画で出てきた、
リフレーミング(見方を変える)
という手法。認知行動療法でも、聞くことがあります。
どん底だった時には、
「自分が考え方を変えただけで、起きてしまった事は変わらない」
と、必要性をあまり感じなかったのですが、最近は少しずつ出来るようになってきました。
個人的に実感している良い点は、
・一つのネガティブな出来事に対し、くよくよしなくなった
・くよくよしないおかげで、解決策を考える時間が取れるようになった
・解決策を考えるおかげで、次は同じ事を少しだけ上手くやれるようになった
という3点です。
ここで、リフレーミングを学ぶ上で、役立ちそうな動画をご紹介します。
「自分を一番いじめているのは、自分自身」
…自分いじめ、自己否定は、自分の可能性を潰してしまう。
これを無くすためのテクニックとして、「セルフトークによるリフレーミング」の仕方を紹介しています。
①自己の物語のリフレーミング…自分の人生を、物語を見ているように捉える
◎:今は辛いけど物語の途中だ、この逆境を超えたら良い事が待っている、と考える
×:今どん底だから、この後もきっと悪い事が続くんだ…
自分の事だと、どうしてもネガティブに見てしまうけど、メタ的な視点から見たら、少しポジティブに捉えられるかもしれません。
②問題の解決可能性を考える…視野を拡げて考える
◎:問題は時間で解決する、今ストレス感じている事は物事の全体像ではない、この問題を抱えながら、乗り越えた人もいる
×:問題の被害がどこまで及ぶか、考えてしまう
どん底近くに居た時は、よく人との会話を頭の中で再生して、
「なぜこの時こう言ってしまったんだろう」「何て自分はダメなんだ」「私はどう思われているんだろう」
と、人との会話を終える度に、1時間以上悩んでいた事を思い出しました。
会話なんて、一日に何度もしますし、そりゃ次の解決策を見つける暇なんてないんですよね。。。
③自分自身を慈しむ
◎:過去このくらい乗り越えたから大丈夫、今一番しんどいなら、これを乗り越えたら後はもう楽だよね
×:自分のミスはもう取り戻せない、自分はなんてダメなんだと自分を責めてしまう
これも、①と似ていますね。
要は、時間軸や、自分が抱えている問題を別の人が抱えていたらどうだろう?とか、主観から客観に視点の軸をずらすことで、新しい考え方を見つけよう、という感じです。
とはいえ、辛い時はどうしてもネガティブに考えてしまい、気持ちの悪循環が始まってしまう…なんてことも。
ちなみに、ネガティブな感情は、人間が進化する過程で、周辺への注意力を高め、生き残るために必要な感情だった、とする説があります。
カナダのクイーンズ大学が、人間が落ち込んでいるとき、気分が沈んでいるときについて行った研究によると、気分が沈んでいるときは、なんと人間は注意力が高まるといいます
究極のマインドフルネス/Daigo より
ネガティブな感情を持つ自分をそのまま認め、細部まで注意力が高まっていて素晴らしい、と捉えられれば、少しだけ気分が変わるかもしれません。
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3.水平思考トレーニング
先に述べた通り、リフレーミングにも、トレーニングが必要です。
1.で紹介した動画には、
足が短い=ズボンが短くて済むからエコ、
など、様々な捉え方が出てきました。
2.で紹介した動画には、
リフレーミングを行う上で、役立つ視点の切り替え方、考え方
の解説がありました。
ですが、自分自身の事について考えるのは、また別。
視点の切り替えが中々できない事も多いと思います。
そこで、個人的に役立ちそうだなと思ったクイズをご紹介します。
ウミガメのスープ
最近は、クイズ系の動画などで人気が出てきている、水平思考パズルです
不可解な問題文ですが、この裏には隠された物語があり、回答者は、出題者にYes/Noで答えられる質問をして、背景を解き明かしながら推理を進めていくという、少し変わったプレイ形式のクイズです。
例題:
ある男が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文しました。
しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は勘定を済ませ、帰宅した後、自殺をしました。
何故でしょう?
回答者「男はスープを飲まなければ、自殺しませんでしたか?」
出題者:「YES」
この問題は、かなり難易度が高い部類に入りますし、暗い問題なので、個人的には、あまり好きではないのですが…(笑)
この水平思考が、メンタルトレーニングに、どう役立つかというと、
・背景を想像し、質問をするが、行き詰る。
様々な視点の切り替えが必要になる
自分が抱えている問題に対しても、別の視点を得やすくなる(かも)
また、ハマれる人は、トレーニングと思わずに、続けられるのも良い点でしょう。
思考例として、最初は男性に注目し、その人が病気だったのだろうか、など考えますが、それだけでは必ず行き詰ります。次はスープ原因があったのか、はたまたレストランか、過去スープを食べた事があったのか…などと、次々に思考を巡らせる。
多角的に物事を捉えられるようになれば、クイズが解きやすくなり、それを自分の抱えている問題にも、転用できると思います。
ここで、私の好きな問題を一つご紹介します。
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited003_block01.png)
「きずなの糸」
DNA鑑定の結果、海雄と亀雄の間に親子の関係は認められなかった。
それでも亀雄は海雄が実の父であると確信していたという。
いったいなぜ?
興味深い問題文ですよね。見た目通り、親子の愛情ストーリーか、はたまた…
以下URLでは、この問題の出題者と、回答者達の質問履歴が見られます。コメントを一つずつ追ってみると、水平思考の追体験ができますので、ぜひ訪れてみてください。
問題、質問ページ:きずなの糸 - ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 (sui-hei.net)
出典元:ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 (sui-hei.net)
問題制作:kinnsada 様
他のウミガメのスープの関連URLも、まとめておきます。
人が解いているのを見てみる
クイズ系Youtuberのカプリティオチャンネル
ウミガメのスープの再生リストもあります。
霜降り明星が、ウミガメのスープで遊んでいる動画です。
他のお笑い芸人も、ウミガメにチャレンジしている動画を出していたりします。
実際に遊んでみる
ソロプレイ用:ウミガメのスープが1人で遊べる『 DEBONO(デボノ)』 (de-bono.net)
マルチプレイ用:NEW ウミガメのスープ出題サイト『らてらて』 (late-late.jp)
ソロプレイ用「DEBONO」では、選択肢から質問を選ぶ事が出来るので、初心者の方でも進めやすいでしょう。先に紹介した、過去問題アーカイブ用のサイト「ラテシン」から、問題が選ばれているようです。
マルチプレイ用「らてらて」は、実際のユーザー同士でチャットをしながら、共同で問題を解いていく事が出来ます。
ボードゲーム版:
周りの友人などと一緒に楽しみたい方は、ボードゲーム版がおすすめです。
メンタルトレーニングも、楽しいと続けられそうですよね。
おわり。