一昨日は、八月廿ニ日【彼岸】
明日は、八月廿五日【秋分】
【彼岸】(八月廿ニ日)
先祖供養の日。秋分・春分を中日とした前後七日間という彼岸の日取りは、1884年以来のもの。春の七草に対応する秋の七草は、ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウ。
【秋分】(八月廿五日〜九月九日)
太陽が真東から出て真西に沈み、昼夜がほぼ均分の日。秋の彼岸の中日にあたる。
第一侯「雷乃収声 らいすなわちこえをおさむ」
このころから雷の音が聞かれなくなる。
第二侯「蟄虫坏戸 ちっちゅうこをはいす」
もろもろの虫が地中に隠れ、穴をふさぐころ。
第三侯「水始涸 みずはじめてかる」
川や田圃の水気が涸れ始めるころ。
「月と季節の暦 2019年」志賀勝発行
中秋の月では、各地でお月見が行われたようですが、佐久〈月〉の会でも月待ちの会を開きました。場所は、東側に旧臼田町を見下ろす高台にある喫茶店「さんぽやの四季」さん。眺めが良く、鈴虫の美しい鳴き声が店内に響き、店内にはオーナーさん直筆の絵画や筆文字などが沢山飾られています。美味しいお料理とフルーツティー、秋のキノコ入り具沢山すいとん、窓にはひときわ美しく輝く満月の絵を飾って下さっていました✨🌕✨
フナ寿司、プルーンのおはぎ、おまんじゅう、お漬物など、ご参加下さった方々の手料理も、とっても美味しく、「乾杯」のかわりに「ありがとうございます💕」と言って和かに杯をかわし、団欒しました。午後6時過ぎから東側の窓辺に移り、みんなで月待ちをしました。お団子、農作物、お花などがお供えされました。私は月待ちの準備が出来なかったので、お月様にあわうたを届けました。
残念なお知らせですが、月の存在と奥深さを教えて下さった志賀勝先生が、8月14日にお亡くなりになりました。先生から、本当に多くの事を教えて頂きました。一足先にお月様に帰られた先生を偲び、月になった先生が復活する(昇ってくる)事を祈って、一音一音響かせました。
歌い終わる頃、まん丸の大きなお月様が顔を出して、一斉に声が上がりました。参加された方が、今までで一番素晴らしいお月見だったとか、心のこもった会だったと言って下さいました。お月様の一番美しい日に、志賀先生を想い、あわうたを歌わせて頂いたことを、私も本当にありがたく感じました。