今日は、六月廿九日【水無月 晦日】
明日は、七月一日【文月 新月】朔 12:12
今日は西暦7月31日で、月暦ではちょうど1ヶ月遅れの七月廿九日です。本来の半年の節目となり、「夏越の大祓(なごしのおおはらい)」の日にあたります。神社の入り口にチガヤで作られた「茅の輪」をくぐり、半年分の穢れを祓って身を清めます。この頃、気温が大きく上昇し蒸し暑くなるので、食べ物が痛んだり、お腹を壊したり、夏風邪もひきやすくなります。
二十四節気七十二侯では「大暑 第二侯 土潤溽暑 つちうるおうてじょくしょす」の最中で、大変蒸し暑い時期とあります。すでに毎日夕立があるので、季節が少し急いでいる感じもします。
先日御代田町で、l年に一度の「🐲龍神祭り」が、盛大に行われました。町民はもちろん町外から多くの方が訪れ、ダイナミックな龍の舞と花火に酔いしれました。
「龍神祭り」は、御代田町塩野地区にある「真楽寺」という勅願寺の参道で行われる開眼式から始まります。仁王門をくぐると、右手下には、甲賀三郎伝説が残る大沼の池があります。沼の底にある青い苔が美しく映り、沼の北側の数カ所からコンコンと水が湧き出ています。
浅間山麓の塩野地区には、水が湧き出ているところが沢山あるのですが、ここもそのひとつ。これからもずっと美しい水が保たれるように、真楽寺さん、お寺の世話人さん、神社の氏子さん、用水組合の皆さんなど、沢山の方々のご尽力があって、美しい大沼の池がある事を、私達は忘れないようにしたいと思います。