昨日は、五月一日、朔 19:02
明後日は、五月四日【芒種】
明々後日は、五月五日【端午】
【芒種】(五月五日 〜 五月十九日)
稲や麦など、禾 のぎ (花の外殻の針状の突起)のある穀物の種を蒔くころ。昔、田植えの目安とした日。
第一侯「蟷螂生 とうろうしょうず」
このころ、カマキリが生まれる。生まれたばかりのカマキリは小さくてかわいい。
第二侯「腐草為螢 ふそうほたるとなる」
川辺でホタルが飛び始める。昔の人は腐った草がホタルに変わると考えた。
第三侯「梅始黄 うめはじめてきなり」
梅の実が黄色に色づき始めるころ。
【端午】
五節供のひとつ。中国では仲夏の月暦五月は悪月とされ、僻邪(へきじゃ)の風が生じ、これが日本に伝わって軒にショウブやヨモギを挿したり、菖蒲湯にはいったりして邪気を払う風習が生まれた。
「月と季節の暦 2019年」志賀勝発行
月暦で「皐月 さつき」の五月に入りました。別名「仲夏 ちゅうか」とも呼ばれ、これからが夏本番です。
とはいえ、この頃は冬が終わるとともに、春を通り越すかのように急に暑くなり始めて、草花が一気に大きくなってしまうので、シャクナゲ、フジ、ボタン、ショウブ、シャクヤクなどの花たちが、気がついたら一斉に咲いて終わってゆきます。本当なら、もう少しゆっくり愛でて楽しみたいところです。
いまの季節は、何処へ行っても花たちが美しく咲いていて、本当に心が癒されますが、今月からは、いよいよ暑い夏に入ります。どなたも熱中症対策を万全にして、乗り切って頂きたいと思います。
四月中は、個人的にとても忙しい日々を過ごしていたため、今回の新月の更新が遅れてしまった事をお詫びします。