本日は、三月一日、弥生 朔(新月)  17:50【晴明】

 

明後日は、三月三日 【上巳】

 

【晴明】(三月一日 〜 十五日) 

春の気が満ちて万物が清浄明潔(清らかで生き生きした様子)になる。この日行われる行事では中国の晴明節、沖縄のウシーミーなどが有名。

 

第一侯「玄鳥至 げんちょういたる」

ツバメが南から渡って来るころ。

 

第二侯「虹始見 にじはじめてあらわる」

このころ雨あがりに美しい虹が見られるようになる。朝なら西の方に、夕方なら東の方に。

 

第三侯「鴻雁北 こうがんきたす」

前年の秋に日本に渡ってきたガンが北国へ帰っていくころ。

 

【上巳】(三月三日)

じょうみともいい、五節句のひとつ。昔、中国で、三月最初の巳の日に行われた祓、招魂の儀が源というが、平安時代に取り入れられ、今日の雛祭り、桃の節句となった。

 

「月と季節の暦 2019年」志賀勝発行

 

 

いよいよ、春の訪れを感じる「晴明」に入りました。実はいま、今年初めてウグイスの鳴き声が聞こえましたよ〜🐧

 

清々しい風が吹き、川の流れも清らかに、緑が生き生きと輝き始めます。長野の桜はこれから。(写真は去年のものです) 胸が踊る季節です🌸

 

先日の西暦4月1日に、新元号「令和 (れいわ)」が発表されました。私は役場にいたので、その瞬間を見る事は出来ませんでしたが、テレビやスマホなど、日本国民の多くが注目して結果を待っていたようです。日本人の関心の高さが伺える、素晴らしい時間だなあと感じました。

 

「れい」という音は、個人的にはオシャレで美しい響きに聞こえます。他にも「礼」「零」「麗」「霊」「黎」など漢字がありますが、「令」は偏りのない中庸な感じを受けます。

 

「令和」となる5月1日は、月暦三月廿七日。八十八夜の前日に当たります。この頃遅霜の心配がなくなるので、農家が忙しくなり始めるときで、そろそろ田植えも始まりますね。

 

次回、今年の浅間山麓の桜の写真をアップしたいと思います。