今日は 「月暦十二月(師走) 十五日 大寒・第一侯」
明日は 「満月」望 14:16
🌙二十四節気【大寒 だいかん】
一年のうち、もっとも寒さの厳しい時節。(十二月十五日)
🌙七十二侯【第一侯 : 款冬華 かんとうはなさく】
蕗の薹(ふきのとう)が蕾を開き始めるころ。(十二月十五日から十九日頃)
志賀勝「月と季節の暦 戌年(2018年版)」より
いよいよ一年で最も寒い「大寒」に入りました。暖かいところではロウバイが咲き、フキノトウが芽を出し始めているようです🌼
今年は暖かくて、大寒になっても雪が降らないなあと思っていましたが、地元の裸祭り「寒納水(かんのみず)」を見に行ったら、冷たい雪が降り始めました。長野県の無形民俗文化財に指定されている御代田町の一大イベントで、見に行ったのは10年ぶり。おにかけうどんのサービスがあったり、手作り味噌を販売している地元の女性グループ「味工房みよた」のおでんに、手作りの漬物を頂きました。
大きな藁の焚き火に当たりながら待っていると、草越公民館から藁で編んだ兎巾(ときん)と、赤いふんどしをつけた男衆が、威勢のいい掛け声をかけながら走ってきて、大樽の水をかぶり、次の場所へ走って行きました。
途中で何度か水をかぶりながら、最後は村鎮守の熊野神社に兎巾を奉納します。以前「寒納水」の歴史を調べた事があるのですが、かつては熊野神社にいた修験道たちの冬の水行で、川の冷たい水をかぶっていたのだそうです。
今日はあまりの人の多さにビックリしましたが、今やとても有名なお祭りになって、普段は静かな村に活気が出て良いなと思いました。あまりキレイには撮れませんでしたが、今日の「寒納水」の写真です。