昨年の月暦一月一日、佐久 月の会では、志賀先生をお招きして、お正月のお祝いと、若水くみをしました。東京 月の会の皆様もおいでになり、一緒に楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

 

湧き水や井戸で、新年初めての若水をくむという行いは、昔は当たり前に行われていたようで、志賀先生のお話はもちろん、色んなところに書かれています。私自身は、チャングムの映画を見て初めて知ったので、それまでは何も知りませんでした。

 

若水は、月が生まれ変わり、新年初めての自然界に現れた神聖なお水。邪気を祓う不老長寿水と言われ、まずは神棚や家の神々、ご先祖様にお供えし、お水でお茶を頂き、お料理を作ったのだそうです。

 

このお水は、月が生まれ変わったタイミングで汲むものなので、西暦の元日に汲むことは出来ません。月暦(旧暦)の日が昇る前の早朝に行う、祈りがこめられた年中行事だとうかがい知ることができます。

 

今年の若水くみは、西暦2月5日。立春(今年は2月4日)にくむという風習もあるようです。。ウィキペディアにも書いてあるので、ぜひご覧下さいませ。