今日は 「月暦十一月(霜月) 十六日 冬至・第一侯」「十六夜」

 

明日は「満月」望 2:49

 

🌙二十四節気【冬至 とうじ】

夜が最も長く、昼が最も短い日。太陽が北半球から最も遠ざかり、高度も最も低くなる。(十一月十六日)

 

🌙七十二侯【第一侯 : 乃東生 ないとうしょうず】

乃東(夏枯草)が生え始める。(十一月十六日から廿(二十)日頃)

 

志賀勝「月と季節の暦  戌年(2018年版)」より

 

今日は二十四節気の「冬至」です。ネット上でも、あちらこちらで「冬至」の文字を見かけます。

 

日本では冬至カボチャを食べると風邪をひかないと言われていますが、カボチャは身体を温めてくれ、アズキは腎臓を強くし、尿の排泄を促してくれます。この時、アズキを砂糖で炊いてしまう薬効が現れず、必ず塩で煮ることが大切です。塩味のアズキは、あまり美味しくないので、相性のいい甘いカボチャと合わせるという知恵が出来たのかな、と思いました。

 

七十二侯では、日本ではウツボグサと呼ばれている夏枯草が生え始めるとありますが、おそらく日本のウツボグサの事ではなさそうです。

 

冬至カボチャをアップする人は多いと思うので、毎日食べているミカンの皮を干して、陳皮(ちんぴ)にしているところをアップします。陳皮は、七味唐辛子や、お正月に頂くお屠蘇(おとそ)にも入っている、私達の暮らしに身近な生薬です。

 

漢方で使う場合は、最低でも1年は熟成させるというのですから、今から作っても来年にならないと薬効の高い状態にはならないという事になります。ですので、ミカンを食べたら今から作ってみませんか。ちなみに、私はワックスの心配がない減農薬のミカンを使っています。