今日は 「月暦十月(神無月)五日 立冬・第二侯」

 

🌙七十二侯【第二侯 : 地始凍 ちはじめてこおる】

寒気が強まり、大地も凍り始める。(十月五日から九日頃)

志賀勝「月と季節の暦  戌年(2018年版)」より

 

今日は立冬の第二侯。「大地も凍り始める」とあり、氷も張り始めます。浅間山麓周辺は、空気が乾いて積雪量が少ないので、冬の寒さは身にこたえます。もうすぐその時期がやってくるのだと思い、寒さ対策を急ぐ日々です。

 

今年不思議なのは、冷たい秋風は吹くのですが、陽が出るととたんに暑く感じます。夏もそうでしたが、太陽光がものすごく強いのです。地球の大気圏層に異常を感じるのは、私だけでしょうか。

 

神無月の一日(西暦11/8)に、佐久月の会の定例会がありました。来年度の会のあり方を検討し、意見を出し合いました。月暦で行う正月や中秋の名月はもちろんですが、私は二十四節気や五節供にも着目して、佐久の伝統料理と合わせて催しをしましょうという案を出しました。

 

また会長の荻原さんから (数年かかると思いますが) 佐久ならではの七十二侯を作ってはどうかという提案があり、皆それに賛成。メンバーそれぞれ季節の移り変わりを日々意識して、日記や俳句、一言だけでも、ふるさと佐久平の記録をとっていきましょうという事になりました。

 

山の色の移り変わり、冠雪の様子、氷の溶解、草木の様子、鳥が鳴き、虫が土から這い出し、風、雨、虹、雷など、自然現象すべてに心を寄せることが、生き方もより深くなると思います。

 

写真は試し掘りした、キクイモの一種「エルサレムアーティチョーク」と、粘り芋の一種「丸芋」です。