今日は 「月暦九月(長月)卅(三十)日 立冬・第一侯」、晦日

 

明日は 「月暦十月(神無月)一日」孟冬、朔 1:02

 

🌙二十四節気【立冬】

いよいよ冬の季節に入る。気温も下がり、日照も日増しに短く弱くなる。(九月卅日)

 

🌙七十二侯【第一侯 : 山茶始開 さんちゃはじめてひらく】

山茶はツバキとされるが、ここではサザンカのことかといわれる。(九月卅日から十月四日頃)

志賀勝「月と季節の暦  戌年(2018年版)」より

 

今日は立冬。いよいよ冬が始まります。明日から、月暦で「神無月」の十月に入りますが、「神無月・霜月・師走」の三ヶ月が「孟冬」となり、冬の季節なのだという事を気付かせてくれます。

 

次にくる「睦月」の正月は、冬ではなく「孟春」になります。西暦で季節を感じていた時は「お正月は真冬なのに、なぜ新春と言うのかな」と思っていましたが、月暦で見ていると、お正月はまさに春の始まり。ここに気付いて、やっと腑に落ちました。

 

ちょうどこの頃、暖かい地方では「蝋梅 ロウバイ」が、満月にかけて咲き始めます。月の動きとともに自然の流れが動く様は、当たり前の事なのに、ようやく分かり始めました。

 

冬の3ヶ月間、静かに籠もって春の夢を見る。人生にもそんな時期がありますが、やがて必ず暖かい春が来ます。寒さの厳しい冬というのは、自然に感謝できる時期なのかもしれません。

 

写真は、🍁紅葉真っ盛りの軽井沢、🎃畑でのカボチャの行列と、🍠先日掘り上げたサツマイモです。