今日は「月暦八月(葉月) 九日」白露・第三侯」
明後日は「彼岸」
🌙七十二侯【第三侯 : 蟋蟀在戸 しっそつこにあり】
キリギリス(一説にはコオロギ)が家の中に入って鳴くころ。(八月九日〜十三日頃)
🌙雑節【彼岸】
先祖供養の日。秋分・春分を中心とした前後七日間という彼岸の日取りは、1884年以来のもの。春の七草に対する秋の七草は、ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウ。(八月十一日)
志賀勝「月と季節の暦 戌年(2018年版)」より
暑い日が続いていたと思ったら、朝夕は冷え込み、浅間山麓では霧が立ち込めるようになりました。周りを見渡せば稲の穂が垂れ、稲刈りが始まっています。
子供の頃は「時間」が長く感じたものですが、大人になると一日一日が早く、あっという間に過ぎて行くように感じます。不思議なものです。長野はこれから寒くて長い冬がやってきますが、その前に、虫の鳴き声や木々の色の移り変わりを、ゆっくりと楽しみたいと思います。
写真は、長細い形をした固定種「浅科カボチャ」。ホクホクして甘く切りやすいので、女性にはとても重宝します。これは苗を植えたものですが、実生(みしょう、みおい)という種がこぼれて自然に育った、通称「土手カボチャ」は、意外にも美味しいものです。カボチャ保存がききますし、煮物、おほうとう、カボチャパイなど、色々な料理に大活躍です🎃