2月20日:意富加牟豆美命 | 月乃聖五オフィシャルブログ「魂響~たまおと~」Powered by Ameba

2月20日:意富加牟豆美命

2022年2月20日(日)


今日の神鏡カード:[35]意富加牟豆美命(オホカムヅミノミコト)

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~痛みを楽にすることから始める~

●まず痛みを癒す
●痛みを癒した後必ず改める
●形に顕われる前に問題を解決できる可能性

人生における苦難や苦悩やいろいろな問題は、いろいろな意味での曇りから顕われます。

物事を的確に見れない曇りや正しいことを素直に行なえない曇り、自分の本来の深い神聖さの目的のために生きられない曇りなどから生まれてきます。

そして、苦悩が顕われると、苦しさをどうにかする方に心が奪われて、その曇りを払うことで苦悩が無くなるということを思い出すことができず、目前の苦しみを無くすことばかりに心が向いてしまいます。

確かに喉がからからに乾いている時に、喉の渇きを癒して楽にしなければ、自分が喉がからからになるまで自らを鞭打ってしまった本当の訳を振り返りましょうと言われたところで、そういう氣持ちが湧いてこないのは事実です。

ですから、曇りを無くしていき、問題や苦悩を無くしていく力というのは、癒しと澄みきらす改めの力が一対で開顕することで初めてその効果を発揮します。

このカードは、今あなたがテーマとしていることや、問題について、癒すことと、澄みきらし改めることの両方を必要とすることを示唆しています。

ここで言う癒しというのは、まず痛みを楽にしてあげるということです。

これは、甘やかしたり、逃げるということではなく、まず楽になる道や方法や行ないを選択しましょうということです。

たとえば、あらゆる病は意識の変革で治すことが可能ですが、痛みがあったままでは、意識の変革を促す瞑想も振り返りもセルフヒーリングもできないでしょう。

まず、薬や何らかの処置や、誰かからの援助によって痛みを無くしてあげることで、自分自身の力を取り戻すことができます。

そういうふうに、まず一度楽になりましょうとこのカードは告げています。

それは、今の環境から一度抜け出すことかもしれません。

ですが、その後必ず、痛みが楽になったら、改め澄みきらすことをしましょう。

この二つが一対になって、人生が新たなステージに向かって行けることをこのカードは告げています。

そしてそのような援助が流れ込んでいます。

このカードが出たら、自分の中の癒す心とつながりましょう。

まず痛みを和らげるために、その癒す心は何をしましょうと告げているかを感じてみましょう。

そして、それを行ない、楽になったら、次には必ず自分の中を改め、澄みきらすことを促す心とつながってみましょう。

そして、もし分かるとすれば、それまで出会っていた苦悩や問題、創り出した自分の苦悩はどこから来たか教えてもらい、それを改めて行きましょう。

その時には、曇りを払い改めるために新たにカードを展開させてもいいでしょう。

また、禊のカードを引いてみるのも役に立つでしょう。

またこのカードは物事が最悪の事態になる前に、形に顕われる前に問題を解決可能であるということも示唆しています。

今あなたがこのカードを使ったテーマに関わる問題がまだ顕われていなかったり、大きくなっていなければ、未然に収束させることも可能です。

そのような氣持ちで先んじて、対処するといいでしょう。

(神鏡カード解説書&書籍「実践カードリーディング~神鏡の秘密~」より抜粋。(c) All rights reserved by Yukiro Wakatsuki)

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