ああ、、、
もう1年も経ったんだ。
スタッフの熊坂がMさんのお墓に参りに行って
永年預かりしているマオ君の近況報告をしてくれました。
私にとっても忘れられない出来事でした。
同じ年代で同じ美容師だったMさん
闘病中に支えてくれた2匹の猫達
その猫達の幸せだけを考えて、私たちに託されました。
猫達の為に自宅療養を選択し命尽きる際まで側にいた方です。
彼女のご友人達とサポート体制を整えた矢先
安心したのかあっという間に永眠されてしまいました、、、
でも2匹の愛猫はMさんとのお約束で、いつか一緒のお墓に入り
また出会うことができるでしょう。
今
同じ様な相談が多くなってきました。
実は私もそのひとりで、現在64歳ですがエンディングノートや遺言状を
作成する準備をしています。
人生100年と言われる時代に突入しましたが、いつ何時何があるかわかりません。
家族がいたとしても、大切な伴侶動物を託せるとは言えないのです。
この様な事例を受けてツキネコでは話し合いを重ねて、
皆さんの猫の後見人になることに決めました。
生前に愛猫の所有権をツキネコに移して、何かあればツキネコで引き取る形です。
《永年預かり制度》逆バージョンでしょうか。
*すでに《猫の永年後見制度》として現在、弁護士さんや税理士さんと調整中です。
皆さんからの信頼を得る為にも、猫達が安心して暮らせる場所を増やしていきます。
現在、月虹山荘のマンスリーサポートもその為です。
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○月虹山荘FBページ
https://www.facebook.com/gekkousansou
Readyfor 継続寄付 ツキネコサポーター
250名を目標に募集中!
https://readyfor.jp/projects/tsukineko_monthly
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月虹山荘を取得できたので金融機関から借り入れも今後可能になりました。
建物が老朽化しているツキネコシェルターも、いずれは撤退するしかないので
郊外で大型シェルターを作ることになるかと思います。
15坪のツキネコカフェで、自転車の🚲カゴに政五郎を載せて散歩していたあの頃
こんな大きな団体になるなんて、想像だにしていませんでした。
ただ、『猫』だけで無く『人』も大事にして考えてきたのは確かです。
今、たくさんの方からご支援を頂きツキネコ北海道を運営していく中で
代表として最後の私の役割はその信頼に応えていくこと。
ツキネコを存続をする為により強固な団体にしていくということに尽きると
思っています。
代表 吉井