その2『えっ。まさか!』妊婦野良猫母さんの保護と責任《相談事例》 | ツキネコ北海道 ブログ

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『えっ。まさか!』妊婦野良猫母さんの保護と責任 

その1 のつづき

 

 

我が家にいる大福ちゃんは本来保護したい子ではなかったのです。

慌てて捕獲機を再度設置。

家族全員、何とも言えない雰囲気になりましたが

結果として本来人間のケアが必要である怪我や病気の子を保護できて

良かったと思います。

 

名前は当初の名前の「大福」を分けて

最初に捕まえた黒猫=大ちゃん

次に捕まえる黒猫=福ちゃん

になりました。

 

姉の部屋の自分のおうちでくつろぐ大ちゃん。

毛並みも良くなり、風邪も怪我もすっかり良くなって食欲もあり元気ですスター

 

そして再度捕獲機を設置して1週間後、無事に福ちゃんを捕獲びっくりマーク

 

 

次の日、あみたに動物病院さんへ。

「今度は女の子で妊娠していますよ」とのこと。ほっと一安心。

 

お腹には4匹猫猫猫猫びっくりマーク

 

もう妊娠後期で10日以内には産まれるとのことでした。

大ちゃんはエイズ・白血病ともに陽性のダブルキャリア

福ちゃんはエイズ・白血病ともに陰性。

母体ともに健康とのことでしたので我が家で出産することなりました。

 

妊婦の福ちゃんを刺激しないようにお世話は最低限。

ペットカメラで異変がないか見守ります。

 

そして!!!

 

3/10昼過ぎに無事に4匹出産しました笑い泣き

なんと、

ツキネコの吉井代表と一緒の誕生日赤薔薇

これは縁起がいいぞ!🎊

 

福ちゃん、かなり攻撃的だったので死産はいないか、飼育放棄してないか

近くで確認することができず心配だったのですが、ペットカメラのおかげで

全員生きており、お世話しているのが確認取れて安心しました。

 

 

そして子猫たちはすくすく育ち...

生後10日後↓

生後20日後↓

生後40日↓

こんなに可愛くぷくぷくに育ちましたラブ

仔猫たちはとってもわんぱくで…✨

改めて私は成猫の方が好きなのを認識ました…😹(笑)

 

猫たちは、お母さんの福ちゃんは我がよしみ宅でで飼うことになり

子猫たちは然るべきタイミングがきたらツキネコで里親さん探しをお願いしました。

 

順調にいけば5月上旬にワクチンやウイルス検査をして

中旬以降に譲渡会デビューができそうです。

※譲渡会に参加するかしないかは当日の体調等の考慮もあるので

当日にならないとわかりません。

事前に参加するかしないかのお問い合わせはご遠慮ください。

 

野良猫を保護することは簡単なことではありません。

「責任」を持つ必要があります。

それは医療費などの金銭的責任、保護した子たちの行先を自分たちで考える責任。

人任せにしてはいけない。自分たちが保護主であり、当事者意識を持つこと等。

ただ「可哀想」という気持ちだけでは猫たちは救えません。

今回、身内とはいえツキネコスタッフとして相談のあった家族に厳しいことも言いましたが

みんなが猫たちに真剣に向き合ってくれて、やるべきことをやってくれて

猫も人も幸せになれる方向に進めたことを嬉しく思います。

 

子猫たちのYoutubeもよかった見てください

https://youtu.be/lN5Uq6mdyyc

 

yoshimi