預かり決定!高齢猫マシャ母さんとはるこ母娘の奇跡! | ツキネコ北海道 ブログ

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NPO法人 猫と人を繋ぐ ツキネコ北海道のブログです。
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飼い主さんが病気療養となり、泣く泣く手放さざるを得なくなった2匹の高齢の母娘猫

 

マシャ母さん 16歳~

 

娘のはるこちゃん 11歳~

 

2匹はあいまるさっぽろ(旧札幌市動物管理センター)から5年前に引き出して大切に飼われていた母娘猫です。

 

この5年間、大切に飼われて一緒に過ごしていましたが飼い主さんの事情で飼育継続が困難になり

2月9日ツキネコでお引き受けすることになりました。

飼育放棄の場合、特に高齢の猫達に再譲渡はとても難しく最悪は当団体が最後まで面倒を見ることになる

確率も高いです。

その為、飼育費用を請求しなければなりません。


*ツキネコの活動を始めた頃は何もわからずに、無償で活動をしていた為に

常に赤字経営で個人での持ち出しや借入で長い間経営は、困難を極めました。

活動を適正に持続させる為に何度も話し合い、現在は必要経費の請求をしっかりとしています。







ただ、今回の相談者さんも健康状態や生活状態も厳しいことが見て取れて、

こちらも苦しくなってきます。

『大変だったら、分割でも良いんですよ』

「いいえ、大丈夫です」そう言って2匹の費用をしっかりと支払ってくださいました。


飼い主さんの為にも高齢の親子の為にも、絶対に安住の場所をみつけてあげたい。

その気持を胸に帰路に着きました。


はるこちゃんは尿路疾患で通院していたとのことで、投薬や専用ご飯が必要でした。

健康管理も兼ねてしばらくは保護部屋で様子を見ることになりました。



ましゃ母さんはある時からお腹辺りを中心に大量に毛が抜けてしまったそうです。

 

 

やはり、環境が変わったせいで、最初は2匹とも引きこもり、ご飯を食べずストライキ状態になりました。

専用のご飯や良質のご飯にはそっぽを向いてしまいました。

ご飯を食べないと衰弱してしまうので、少しでも良いから口にして欲しい!

 好みそうなカリカリやパウチを試行錯誤しながら与え、声をかけ続けました。

すると環境にも馴れて来ていよいよ少しづつ口にする様になりました。















警顔つきも変わってきます。




いくと顔を見せてくれる様になりました。

これなら預かりさんのところでも大丈夫!!













そのご

後落ち着いた頃を見計らって健康診断とワクチンと血液検査を終えました。

心配していた尿路も問題なく年齢の割に健康状態はバッチリキラキラ

里親さん探せるね!と思い、ブログの準備をしていたところ、なんと!!

 

2匹一緒にお迎えしてくれる預かりさんが見つかりましたラブ


🎎ひなまつりの奇跡


3月3日


《ましゃ母さん(16才)とはるこ(11歳)》

母娘猫を気になるという方が来店されました。


よくお話を聞くと旧店舗のツキネコカフェで、

保護猫の相談を受けた方でした。



春の出産シーズンでつけた名前が

春の七草シリーズ

 懐かしい〜

*当時にお預かりした子猫達の画像だそうです。


さっそく保護部屋にご案内して対面してもらってたところ、ましゃ母さんとはるこを

預かりから迎えてくれるとのこと。


『飼い主さん、福山ファンなんですね』


そうなんです。

世代的にもドンピシャ 

飼い主さんもその後を心配されていたので

早く保護部屋から出してあげることができそうで、本当に嬉しいです。


高齢な2匹の女子猫たち

ひな祭りの奇跡ですね🌸


*PS

ましゃ母さん

西野多頭のニッカポッカと仲良くなってた

❤️恋大き婆さん猫です🤭


 

高齢猫であること、母娘でずっと一緒だったことを理解していただき

2匹一緒に、またご自宅の空いているお部屋を専用部屋としてご用意くださるとのこと。

 

これからも一緒で本当に良かったね。