10月に岩見沢市内K地区で立て続けに飼育継続困難・飼育放棄の相談が入りました。
◉1例目
90代のご夫婦が自宅とは別の空家で猫を複数飼育しており年齢・体調を考えどうにかしたいと
ご夫妻のヘルパーさんからのご相談でした。
10月中旬に空知総合振興局さんにも相談があり、担当者さんと待ち合わせて現地へ出向いて来ました。
ご家族も立ち会いの元、今後のことを打ち合わせていきます。
2階建ての一軒家内で自由に過ごす猫達。
給餌と水の交換、猫トイレの掃除で手一杯だった様子が伺えます。
今年の酷暑を良くこの室内で乗り越えたものです。
90代の飼い主さんは、お話もしっかりされていて、病に臥せっている奥様の代わりに
この旧家を猫の住まいにして面倒はみていたそうですが、、、
いかんせんこの頭数ですから手が回らなくなっていたのは歴然でした。
そばによってくる子達も。。。
ただ、飼われていたとは言え猫たちは飼い主さん以外の人の手を知りません。
逃げまどう子も多くいました。
2階の階段はトイレに化していて、きれい好きな猫にとっては本当に
キツいことだと思います。
飼い主さんの歴史が。。。
高齢者の中には相談してきても時に横柄な態度だったり、逆ギレしたりすることも多い中
自分の父親世代の飼い主さんは何度も『申し訳ない』と繰り返されていて
何だかお気の毒になってしまうのです。
どこでボタンを掛け違えるとこうなってしまうのか、、、、
全部で11匹の猫を確認することができ、その日は猫風邪の症状が酷い
子猫を1匹引き取りました。
多分、繰り返されてきた繁殖の歴史の中で産まれてきた子猫達は生き延びることは
叶わないことだったのでしょう。
その後、【北海道動物愛護センター あいにきた】道央センター(酪農学園大学内シェルター)へ
3匹引き出して貰いました。
11月29日
再度、全頭引き取りに向けて現地に出向きました。
その前に振興局さんから捕獲器を貸し出して設置してもらっていたので、
比較的スムーズに捕獲することができましたが、その後連絡が入り実はまだ数匹隠れていたそうです😰
オマケ
捕獲をしている間、窓の外を見ると子猫がこちらを見ていますΣ੧(❛□❛✿)
これがまた愛らしい猫でちょこんと首を傾げています。
慌てて捕獲器を外にも設置して2匹の子猫を保護することができました。
昨日、出張手術してもらい全頭の生殖制限と健康チェックが済みました。
ほぼFIVキャリアでした、、、😢
高齢者と猫の問題は日々痛感しておりますが、結局誰も解決する事が出来ずに私たちの元に相談が入ります。
増えてしまう前に、不妊手術を済ませる事や適正な頭数の飼育、飼い主自身に猫を手離させる事も必要だと
思います。
ご家族、親族、友人、知人、福祉関係者の方々、どなたでも構わないので、早めに行動し
出来ることから解決して欲しいです。
また、若くても猫の飼育が出来なくなる突然の事態にも備えて欲しいのです。
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