◆多頭飼育飼育放棄相談
小樽市役所 たるさぽより相談
生活困窮者よりフード支援の依頼だったが、詳しく話を聞くと飼いきれてなく猫を引き受けて欲しい。
外に出て行く猫もいるようで、確定ではないが
・生後間もない子猫 3匹
・10ヶ月くらい 2匹
・1歳〜5歳前後 7匹
いるようとのこと。
飼い主（60代）と息子さんの二人暮らし
この案件を聞いた時、正直頭数が少ないこと
引っ越して1年未満とのことで、軽く考えていた自分がいました。
それは残念ながら大きな誤算だったのです、、、、
6月15日
吉井と瀧澤で現地視察に出向きました。
最近は相談案件にこのコンビで出向くので解決が早いのです。
ん？？
飼い主さんは鬱症状が酷くなり掃除ができない状態になってしまわれた様です。
トイレは見当たりませんでした。
猫の保護依頼と餌の調達だと思っていましたが、、、
この場所をこのままにしておくのは私達にはできません。
残念なが行政は相談は受けるものの、直接手を出してはダメらしいのです。
だからと言って民間に丸投げでは問題解決にならないですよね？？？
市民の生活衛生を護ることが大事ではないのですか？
なんとも悩ましいところです。
幾度となく、いえ
小樽市はこの数年間何十ヶ所も札幌のツキネコ北海道に相談が入り
問題解決してきました。
小樽市はいまだに猫を保管する法律も場所もなく、相談を受けれるような保護団体もありません。
いつまでこの負のスパイラルが続くのでしょうか、、、
道内全域、どこもかしこも残念ながらこの様なことが山の様にあると思われます。
飼い主さん宅のお庭がお家の中とは対比的にとても美しくなんだか切なくなるばかりです。
すぐやる課
ツキネコ北海道相談窓口は
有無を言わさず小樽市市役所へ
実は小樽市保健所は何度もお邪魔していましていましたが、
市役所は初めてです。
歴史的建造物になっている庁舎は趣があります。
職員さん達と打ち合わせ。
今後の流れを確認し合います。
この日は親子猫を連れ帰りました。
6月21日
お掃除の段取りをつけて、スタッフ、ボランティアさん
総勢15名で出向きました。
小樽保健所で靴のカバーを寄付してもらいました。
糞尿の堆積でスリッパでは無謀と判断して靴で上がらせてもらう為です。
猫たちが逃げないようにケージを用意して入れようとしましたが見事に奥の部屋に逃げられてしまい断念。
糞尿の堆積の下のこびりつきを取るのが一苦労
次亜塩素酸水でふやかしてこそげ落としていきます。
綺麗であったであろう家具も糞尿で使いもになりません。
ちょうど月虹山荘に使わない家具などもあったので、寄付することにしました。
みんなの願いはひとつ
普通の暮らしを取り戻してもらうこと。
バケツの水は何度も取り替えてもすぐに真っ黒に
天井を見上げると蝿だらけ
一番の問題は裏口のこの土間でした。
ここを猫達がトイレにしていてあり得ない匂いを放っていました。
流石の私も閉口しましたが、里親さん達がとにかく必死に掃除してくれるのです😭
何度も水を入れて汲み取り最後は匂いも無くなりましたよ！
チームツキネコ
初めてこの様な現場に入ってくれた方も多かったのですが、皆さん迅速に的確に
粛々とお掃除をこなしてくれました。
自慢のボランティアさん達です。
約3時間、ある程度綺麗になりました。
問題はこの状態を保てるかどうかです。
小樽から参加してくれたボランティアのさきさんに、サポートで見守りをお願いしました。
土間も完璧です。
でも早くしないとまたトイレ化しちゃいますね、、、
2階の一部屋に凶暴な猫がいるとのこと
飼い主さんが以前怪我をされた様で、面倒を見るのがむずかしく
放置されています。
この猫ものことも考えていかなければなりません。
なの何気にケージに入れた猫のお腹を見てビックリ！！
何じゃこりゃ〜((((；ﾟДﾟ)))))))
6／21入居
臍ヘルニア
ではなく
卵巣水腫と卵巣腫瘍両方でした😰💦
乳腺腫瘍は悪性の可能性が高いのでまた出来ること多いそうです。
メスだったので
あみたにさんで急遽オペをして頂き
避妊も済ませました。
高齢猫なうえに可愛がってきた様で飼い主さんご家族は、この猫を飼っていきたいそうなので、
元気になり次第戻す予定です。
猫にとっても環境が変わるよりその方が良いかと思われます。
小樽市民の皆さんにも今後この様な案件があれば、ボランティア参加して頂きたいです。
猫の預かりボランティアもあります。
地元のことは自分たちの問題として受け止めて、私たちはそのサポートは喜んでしていきます。
とにかく問題意識を持って頂きたいのです。
READYFOR継続寄付
こちらを
その他のご支援方法はホームページから