突然、自宅の庭からピーピーと鳴く子猫の声に
慌てた相談者さんから相談の電話が入りました。
相談者さんは愛猫を看取ったばかりで、その喪失感から失語症になるほどのペットロスに苦しまれていた方でした。
『今の自分にはどうすることもできないし、家族からはほっとくしかないと言われて...
でもあの鳴き声を聞いていられることもできない』
そのままにしておけば死んでしまうしかない命です。
保護主として責任を最後まで持ってもらうこと、
金銭的な負担のお約束をして
お引き受けすることになりました。
これは無理かもしれない、、、
いつも哺乳ボランティアさんに丸投げしている哺乳猫
そのボランティアさん達も、このシーズン
手一杯お願いしています。
自分もその大変さを久々に感じなくては
と思い立ち
とりあえず、自分で面倒を見ることにしました。
凄い勢で吸い付いてきました。
《これはいけるかもしれない!》
へそっぴーと名付けれれた赤ちゃんねこ。
1日目
2時間おきにマニュアル通りに鳴き
お腹が空いたと起こされました。
可愛い表情を見せてくれるへそっぴー
久々の哺乳を楽しんでいる自分がいました。
寝る暇もなく疲れますが、見ているだけで頬が緩みます。
なんと
ほんのわずかですがもう固形の💩がでました。
これはいけると思ったのも束の間、、、
3日目に様子が変わってきました。
ミルクの飲みがあきらかに少なくなり
お尻が濡れているのです。
ミルクが直通状態
必死に暖めるも
下痢は止まらず
病院にも行きましたが
もうこの状態ではどうすることもできません。