名寄多頭飼育崩壊 続報。 | ツキネコ北海道 ブログ

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NPO法人 猫と人を繋ぐ ツキネコ北海道のブログです。
イベント情報や保護猫レスキューなど日々の活動をブログで発信します。

◎名寄多頭飼育崩壊 


『全頭をレスキューしたい』
その想いはみんな同じであの現場をみてそう思わない人は誰もいないでしょう。

ただ、そうなるとスタッフへの負担が一気にかかること。
他の案件に手を付けられなくなることなどを
考慮して代表として冷静な判断が求められます。

今回は相談者さんやご家族との連携がしっかり取れていること。
名寄市近隣の下川町で個人ボランティアをしているSさんが全面的にご協力していただけることもあり、数匹ごとのレスキューとなりました。
LINEで現地の様子を教えてもらい、詳細をやりとりしながらの活動です。



同じ北海道といってもその距離は近くは無いので、このご協力には本当に大変助かっています。
本来はここに現地の行政関係者も関わるべきだと思うのですが、、、
残念です。
地域によっては積極的に動かれている職員さんもいますが、なかなか連携を取れていない現状なのです。
ただ、行政の動きを待っていても猫達の命は翻弄されるだけ
結局 即行動に移すツキネコとしてはスピード感があまりに違いすぎるのです。


前回引き出した5匹が比較的元気な為、すぐにツキネコ預かりボランティアチームにより、全頭無事に預かりさんのもとへ。




それを受けて
2月19日 名寄から江別のMobile Vet Officeへ
猫達6匹の搬送が行われました。

その日手術を終えた猫達を次の日の朝に迎えに行きました。





1匹の猫の健康状態がかなり悪いとの連絡をいただいていました。
あの環境で生き延びることは容易いことではありません。
それらも覚悟の上でしたが
今朝、店に行くと既に虫の息でした...




せっかくレスキューした命
助けたい
助けたい
後はこの子の生命力に賭けるしかありません。

*追記
2月22日 朝ひっそりと虹の橋を渡っていました...


既に名寄の三瓶動物病院さんにお願いした猫もあまり状態は良く無いそうです。


多頭飼育崩壊案件の行く末にいつも悲しい別れがあります。
当事者である飼い主より辛い想いを抱えなければならない歯痒さ
飼い主さんに対しては憎しみを持たないように、
寄り添うようにしてはいますが
多頭飼育崩壊の果てをたくさん経験してきている身としては怒りが込み上げることも多々あります。




きれい好きな猫達が身の置き所もないような環境は、耐え難いものがあります。
いつになったらこのような案件がなくなるのでしょうか。
自分達の地域に起こっている問題に目を背けないでほしいと切に願っています。



他の5匹はどうにか元気そうです。





この一族の気質が人が好きな子達が多いです。
一時預かりのをお願いできれば、また次の猫達のレスキューに繋がります。

耳ダニはいましたが駆虫済み
ウイルス検査も問題なし
初めての方でも預かりやすい子達だと思います。

一時預かりボランティアをやってみたい方はお気軽にお声がけくださいね!

☎︎011ー6418505(ツキネコカフェ)

ツキネコカフェはお休みですがスタッフ、ボランティアさん達も日々のお世話に変わりはありません。
2020 2月22日
例年は猫の日として、色々とイベントを開催して
皆さんに猫との触れ合いを楽しんでいただいていました。
ただ、ウイルス問題もあり当団体としてはこの機会により一層猫達のケアに集中していこうと思います。
ご理解のほどどうぞよろしくお願い致します!



*ススキノラフィラ【譲渡会&ネコモノ市】は
本日と明日まで開催中です。


『俺 くろし 食べることが趣味
新しい家族と差し入れ待ってるぜ❗️』



流石に新型ウィルス問題で街中も閑散としている感じですが、にゃんず達とお待ちしています。


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