6/5歌姫参加告知(と、この1ヶ月半の振り返り) | 「月松橋」活動報告

「月松橋」活動報告

同人団体「月松橋」です。

ちょっとこの1ヶ月半色々なことが起きすぎてあぜんとしてます……

 

(下記、あくまで私個人(東京都民の「プロデューサー」兼同人団体代表)の視点からのまとめである点留意ください)

 

4/19(月)

第10回シンデレラガール総選挙/第2回VA開始。

 

4/22(木)

 「月松橋」歌姫庭園新刊、脱稿宣言

 

4/23(金)

政府、新型コロナに伴う第3回緊急事態宣言開始を決定(東京都、大阪府、京都府、兵庫県 4/25~5/11)

 

4/24(土)

緊急事態宣言及びそれに伴う政府・都庁の対応等を受け、4/25(日)の都内催事「延期」「無観客」報が相次ぐ。

 

4/25(日)

SUPER COMIC CITY GYU!!(延期)、シャニ3rdツアー東京公演day2(無観客開催)等の開催予定日。

 

5/7(金) 

政府、緊急事態宣言の延長を決定(5/12~5/31)

愛知県・福岡県を対象に追加する一方、イベントについては一定の要件の元有観客を容認する政府方針が示される。

(ただし自治体独自の制限、あるいは催事会場の判断等によって、延期等を余儀なくされる催事は5/12以降も発生)

 

5/10(月) 

「月松橋」歌姫庭園新刊、入稿。

 

5/14(金) 

北海道、岡山県、広島県が緊急事態宣言対象に追加決定(5/16~5/31)。

 

5/15(土)~5/16(日)

アイマス学会FES開催(温泉半熟卵登壇日は15日)。

 

5/16(日)

第10回シンデレラガール総選挙/第2回VA終了。

 

5/21(金)

沖縄県が緊急事態宣言対象に追加決定(5/23~6/20)。

 

5/22(土)~5/23(日)

ミリオン7thReburn(中止となった2020年公演の再演企画)開催日。

山梨県での有観客開催は達成された(ただし、全国の映画館の一部が自治体制限により休業されたためLV中止会場が発生)。

 

5/24(月)

第10回シンデレラガール総選挙/第2回VA結果発表。

 

5/26(水)

モバマス期間限定ガシャに渋谷凛[エターナルブルーム]登場。

 

5/27(木)

シンデレラガールズ「NEXT LIVE発表会」&ミニライブ配信日。

10thアニバツアー開催告知。渋谷凛(福原綾香さん)をはじめとする愛知公演メンバー公表。

10thアニバツアー愛知公演合わせの寄せ書きファン企画始動。

 

5/28(金)

沖縄県以外の9都道府県の宣言期間を(沖縄県と同じ)6/20まで延長することが決定。

 

5/29(土)~5/30(日)

シャニ3rdツアー福岡公園開催日。

有観客開催を前日に断念させられた4/25東京公演以来で初となる「緊急事態宣言下の地域におけるアイマスライブ」は2日間の有観客開催を完遂。

 

6/5(土)

「月松橋」歌姫庭園参加予定日/新刊頒布予定日。

(新刊は歌姫参加後可及的速やかに書店委託開始予定

 

――――――

 

色々と話したいことがあります。まずは総選挙の振り返りから。

今回私は、総選挙に注力する判断ができませんでした。この点、凛には深く詫びたいと思います。本当に申し訳ない。

 

私が「6月の歌姫庭園で本を出す」と決めたのは2月のことです。もし総選挙が来たらかなり高い確率で原稿期間と選挙期間が被るのは目に見えていました。それでもなお出したいと思った本でした。その上で、「最大限がんばって総選挙への影響は最小限にしよう」とも書き始めた時には思っていました。実際、総選挙前の脱稿こそ叶いませんでしたが、4/22には一応の入稿可能な状態まで持って行けました。

 

問題はその後でした。第3回緊急事態宣言開始時。「知見と知恵を総動員してイベントに参加する人を新型コロナから守ろう」「その上で出来るイベントを何とか止めずに継続して行こう」――そんなこの1年間の積み重ねが、地域限定とはいえ、否定されてしまったあの日。

状況は極めて危機的でした。一旦「5/11まで」と緊急事態宣言の期間が切られたことは、同時に「5/11以前に、5/12以降の対応が決定されることになる」ことも意味していました。

第3回緊急事態宣言の第一ターン(4/25~5/11)は、有観客イベント存続のため尽力する者にとっても「短期決戦」となりました。当時の制限を維持するのか変更するのか、その判断がなされるまでわずか3週間しかない中、出来ることは限られていましたが少なくない人々が奮闘していました。

 

 

 

その末席に、私も加わっていました。同人団体「月松橋」代表として――ライブや即売会に代表される有観客イベントを愛するひとりの都民として、私は複数の議員に対して意見表明・手伝いのボランティアを行っていました。

今もって、あの行動が「正解」だったのか、100%の確信を持てている訳ではありません。大勢の凛を愛する同僚たちが闘っていた時に、その戦列を外れて行動したことがどこまで正解だったのか自信はない。

それでも。この手の活動(平たく言えば「政治活動」)に参加できる若者がまだ決して潤沢にはいない中で、「参加できる若者だけでも声を上げること」の重要性は間違いなくあったものと、そのことは疑いませんでした。

特に私は、過去のアイマスライブにおいて素晴らしい対応を行って下さった地方行政に対しお礼申し上げその長が引き続き活躍できるよう応援するため仲間と共に足を運んだ経緯がある自覚があるところでもございます。今回国行政(政府)及び都行政(都庁)からこの上なく非道な仕打ちを受けた4/25催事にはアイマスライブも含まれます。ここで私が声を上げなかったら誰が上げるんだ???????

 

5/7、「政府方針としては5/12~以降の有観客イベントを条件付きで認める」旨が決定。同日、私の居住地である東京都の行政も(制限の再強化に相当含みを持たせながらではありましたが)概ね同様の方針を確定。その後、5/11までに「東京ビッグサイトや大田区PiOも条件付きで有観客イベント開催可能に」との情報が相次ぎ入ります。

 

 

 

 

 

お世話になった方々に「ありがとうございます」「今後も厳しい事態は続きますが何卒よろしくお願いします」と(直接会える方は限られているので手紙やメッセで)ご挨拶差し上げている間に……第10回総選挙は終わっていました。

 

Q.そんな状態でどうやってアイマス学会FESの準備してたんですか?

A.資料と原稿が総選挙開始前に8割以上完成してたので何とかなりました。それがなかったら本当どんな大惨事になってたか……

(アイマス学会FESそのものについてはいずれ感想記事を別途上げます)

 

5/24に公開された凛の順位は39位。凛個人の順位変動だけを見て話をする場合、この順位が彼女の歴代最低であることを認めない訳にはいきません。前年順位との比較という意味でも過去最大の落ち幅になります。

しかし昨年(※2019年度)の凛と今年(※2020年度)の凛を見比べた時、後者が前者に劣っていたとは私は全く思いません。昨年今年も渋谷凛の活躍をダイマした者として申し上げますが、2020年の凛は2019年の凛に対して何ら恥じるところはないものと確信しています。「Great Journey」&[アストラル・スカイ]という一大転機を経て昨年までとは文字通り違うステージに入った凛は決して衰えてなどいない、むしろ2020年は凛の一大飛躍の年に間違いなくなっていた。

2020年の凛は間違いなく、歴代最高の凛だった。その「歴代最高」に対して「総選挙の順位」という形で報いてやれなかったのは悔しいですし、せめてその順位(より正確には「票数」と言うべきなんでしょうが)を少しでも上げるための努力を全力で行うことができなかったことは私の力不足によるものです。本当に申し訳ない。

 

しかしあれ以降も、凛の歩みは止まっていない。5/26、モバ[エターナルブルーム]実装。デレステ時を遥かに上回るそれはそれはとんでもねえ親愛度に満ちたセリフにいったい何人のPが天に召されたことか俺もだ。翌5/27、10thアニバツアー告知、そしてその最初の公演となる愛知公演への渋谷凛出演決定。

この愛知公演は、現在の計画通りに無事開催されれば、シンデレラガールズの10周年(とデレステの6周年)を祝う第一陣となると同時に、7thツアー千秋楽以来止まり続けていた「シンデレラガールズの有観客ライブ」の時計を再び動かす第一歩ともなります。

 

10周年の幕開け、そして新たな時代のライブの歴史の幕開けに、凛は立つかも知れない。

 

シンデレラそのもの歴史、その声の歴史、その歌の歴史、そのライブの歴史……その先頭になんども立ち続けて来た凛は、2021年9月、再び歴史の最前線に立つかも知れない。

 

その日が来ることを信じます。その日に向けて手を伸ばします。

そしてその日、約1年半振りに有観客ライブのステージを拓く渋谷凛(福原綾香さん)に少しでも報いられるよう、力を尽くします。

 

 

…そんな中。「月松橋」と「月松橋」の凛は、リアルの凛より少しだけ早く、「有観客」の舞台に臨みます。

6/5の歌姫庭園に挑みます。

 

 

題名やサンプルをご覧頂ければ分かる通り、本作で凛は記憶喪失になります。不安や困惑に苛まれるのが当然の、絶望的な状況に追い込まれます。

それでも本作の凛は、進みます。「記憶を失くす」という、起きてはいけないにもほどがある事象に直面してなお、凛は、そのアイデンティティとプロデューサーを保持できている限り、進み続けます。歌い続けます。

 

この物語を出すために払った代償は決して小さくありませんが、それでも。

リアルの凛が再びステージを目指して進む今この瞬間に、このIFの「ライブの物語」をお届けできることを誇りに思います。

 

ご時勢がご時勢です。全ての方が歌姫庭園に来られないことは重々承知です。そんなこともあってこの本は「月松橋」史上初の書店委託を行います。歌姫庭園にお越しできない方も、ぜひこちらで手に取って頂ければと思います。

 

 

その上で――この本は、「6/5に」リアルの場でお手に取って頂くために最適化して書いた本です。

 

ひとりでも多くの方に、歌姫庭園でこの本を手に取って頂けることを祈っています。