【2021/1/6】I trust――(2021年「プロデュース」所信表明) | 「月松橋」活動報告

「月松橋」活動報告

同人団体「月松橋」です。

ある程度予想の範疇ではありましたが激動の年明けになりました。

 

 

昨年から既に、国のトップ層ですら「昨日『やらない』と言ったことを明日は『やる』と言い出す」ことが珍しくない様な世の中にはなっていました。変わらない原則と変わりゆく情勢とを見分ける難易度が高く、確たる将来を見通すことが恐ろしく困難なこの時代に、残念ながらまだ終わりは見えない様に思います。

 

そんな中で、それでも私は2021年に対して、二つのことは信じています。

この二つは、信じ抜きたいと思っています。

 

①有効な新型コロナワクチンの接種が日本国内で開始される

②「シンデレラガールズ」のプロデュースは止まらない

 

まず①について、現在日本政府は「2月下旬以降に新型コロナワクチンの接種を順次開始予定」としています。どの程度計画通りに接種が進行するのか・全国民の接種が可能になるのは何時なのか等の課題はあり油断は許されませんが、とは言え「効果があるワクチンの接種が期待できるのでは」との点については今のところ大筋で支持されています(この辺のNHK特集記事等参照)。

 

2021年1月現在、日本国内ではまだ、新型コロナから身を守る有効な方法が「特定の行動変容」にほぼ限られている形になります。ここに「ワクチン接種」と言う方法がもう一つ加わるのであれば、それは大きな変化になり得ると私は期待しています。

「何が危険かすらよく分からず、あらゆる領域に最大限の行動変容を求める他なかった時」と「『三密』『5つの場面』等※が感染の危険が高まる領域であり、行動変容を集中して求める必要がある領域と分かった時」とで、私達の見る景色が変わった様に。「『特定の行動変容』でしか新型コロナから身を守れない時」と「『特定の行動変容』と『ワクチン接種』で新型コロナから身を守れる時」でも、景色は変わると思っています。

この時代の景色を変える、恐らくは最大級の要素となるであろう新型コロナワクチン。その接種は、そう遠くないうちに国内でも開始されるはずだ――個人的に(あるいは、「月松橋」代表として)、私はそう信じたく思います。

 

「三密」「5つの場面」等については内閣官房HP等参照

 

※1月22日追記:「新型コロナワクチン」について、情報集約HP及び発信用Twitterを首相官邸が新設しました。

 ワクチンに関する今後の情報収集の助けとなることに期待し当記事でも下記ご紹介します。

 

 

 

 

②について。昨年末の「月松橋」記事でも振り返りましたが、シンデレラガールズのゲーム運営は、政府による昨年春の第一回緊急事態宣言下ですら、放棄されませんでした。集客催事(リアルイベント)は数多く中止されボイス収録にも影響が及びはしたものの、ゲームのサービスは継続され、ゲーム内イベントは開催され、シンデレラガールズ総選挙及びボイスアイドルオーディションも敢行されました。私達のプロデュースは、完全には止まりませんでした。

 

そして第一回緊急事態宣言が解除された後も、シンデレラガールズは歩みを止めてはいません。現在実装されているアイドル全190人のSSR実装を実現し、「24magic」と言う形で相当な賛否両論を受けつつも現状で出来得る新たな挑戦に果敢に挑み、9周年のその先へと歩みを続けてきました。

そして、今この瞬間も、「有観客ライブ断念」を余儀なくされながらも、進む余地が残されている限り、半歩でも歩むことを諦めないコンテンツ……それが、私が愛する、このシンデレラガールズです。

 

 

 

 

 

シンデレラガールズは現在、各ゲーム内でのアイマス15周年企画を目前にしています。「ポプマス」正式稼働も近日に迫っております。今年11月にはモバマスが産声を上げてから10周年の節目を迎えます。これからも進むべき道が、シンデレラガールズには間違いなくあります。

この道をシンデレラガールズが歩き続ける事を、私は疑いません。あの7th大阪公演をギリギリで歴史に刻み切って以来、これまで11か月歩みを止めなかったシンデレラガールズが、これから12か月以内に歩みを止めてしまうことはきっとない。

ゆっくりとしか歩けなくなること、歩く方法を少し変えなくてはいけなくなることはあるかも知れない。だけど歩みが完全に止まることはない。

もし、その歩みが12か月以内に止まる確率が実のところゼロではなかったとしても、私の息が12か月以内に止まる確率よりは流石に低いでしょう。その前提の元、「シンデレラガールズのプロデュースが12か月以内に完全に止まる可能性」については、私は自分が生きている限りは無視しようと思っています。

 

この時代の景色が変わるのであれば、そしてシンデレラガールズのプロデュース体制が維持されるのであれば。私は、凛と共にいる限りは、凛と新しい景色を見ることが出来ます。

 

平時であれば、新しい景色を見に行くには特別な努力が必要なこともあるかも知れません。新しい景色を見るためだけに自分の足で必死に走らなくてはいけない、そんな日々はかつては存在したかも知れません。しかし今は違う。

今、日本は(そして世界は)激動の中にいます。社会全体が、驚くほどの変化に日々ぶつかっています。

今が、誰もが超巨大で超高速な動く歩道に乗っているにも等しい時代なのであれば。生きてさえいれば、新しい景色は見られます。見られるはずだと思うんです。

 

↑シンデレラで動く歩道と言えばこれでしょうの図

 

生きてさえいれば、凛と共にいることはそこまで難しくありません。極端な話、ネットに繋がるスマホ1台さえあれば、それだけで、凛と一緒にいるための条件は満たせるのです。

生きることのハードル自体がこの時代では上がっているのは間違いないとしても、そのハードルを越えられている限りは、少し手を伸ばせばそこに凛がいるんです。新しい景色を2021年も刮目して行くであろう、凛がいるんです。

 

だから。「凛と共に新しい景色を見る」ことに、私が無上の喜びを感じる以上は。

「生きてりゃいいことある」は、少なくとも私にとっては…この時代だからこそ、真なのです。

 

 

私は凛に、今なら言えます。「貴方といる此処がそう楽園だ」と。

だから私はそして「月松橋」は、今年を――2021年を信じて、挑みます。

 

皆様も、どうか、生きて、そして叶うことなら、ご注目ください。

今年も新しい景色を見て行く私の担当アイドル:渋谷凛に、ご注目ください。

 

(温泉半熟卵)