【2020/10/4段階】迫る会期末。鳥取県の青少年健全育成条例改正案を再確認! | 「月松橋」活動報告

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同人団体「月松橋」です。

■はじめに

 

 

先日の記事で鳥取県青少年健全育成条例改正案について紹介した際、「この青少年健全育成条例改正案について今後も質疑を行う県議の方がいらっしゃる」という話をいたしました。9/29、及び、10/1に当該の質疑が行われましたが、この質疑を経てなお、この改正案の「有害図書等の販売行為をネットでも罰則付きで規制する」という内容についての懸念点はそのまま残っています。

 

当記事では、この改正案に関する現状を改めて確認します。

 

■問題点の再整理

 

栗下善行東京都議会議員が、この鳥取県の条例案についての考えをブログ記事にして発信されています。9/14及び9/29の質疑及びその答弁の内容を踏まえて書かれたこの記事は、この条例案に関する最新情報が非常に分かりやすくまとまっています。ぜひ、ご覧ください。

 

 

ネット事業者が、各都道府県民からの注文に対して、各都道府県の条例の運用状況に合わせた適切な対応を行うことは、事実上困難です。また、全国に数多あるネット事業者に対して、県が平等に条例の適用を行うことも、事実上困難です。

この問題点については、この条例案の方針が明らかになった時から指摘がされ続けて来ました。現在までの県議会でのやり取りは、この問題点を払拭するものになっていない、むしろこの問題点が再確認されるものになっています。

にも関わらず、10/4現在、この条例案についてその内容の再検討を行う(条文の修正を行う、あるいは次回以降の県議会での審議に回す)ような動きは起きておりません。

 

■意見を送るなら今しかない!

 

 

この後、この条例案は、10/6(火)に鳥取県議会の福祉生活病院常任委員会で議論されます。この委員会での議論の結論が、事実上、県議会の最終決定を決めることになります。

(※最終決定が本当に行われるのは議会最終日=10/8(木)の本会議、ただしここで結論が変わることはまずありえない)

 

この条例案に物申したいことがある方がもしいらしたら、ぜひ、その内容を10/6までに、鳥取県議(特に、福祉生活病院常任委員会の委員)に伝えて頂きたいと思います。

10/6までに言うのと10/6より後に言うのとでは、大違いです。「決める時に何も意見を言わなかったじゃないか」と言われてしまう時になる前に意見を言うのと、なった後に意見を言うのとでは、全く違います。

 

 

私(温泉半熟卵)は、鳥取県議会の福祉生活病院常任委員会所属県議の連絡先一覧を作成しました。

鳥取県の青少年健全育成条例改正案についての意見を伝えたい方にご活用いただければ幸いです。

 

(卵)