映画『ヘンゼル&グレーテル』を観ました。
物語の『ヘンゼルとグレーテル』はドイツの童話ですが、この映画はバリバリハリウッドです。
両親に捨てられ、森の奥深くの“お菓子の家”に迷い込んだヘンゼルとグレーテル。そこに住む魔女に捕えられたふたりは、すきを見て魔女をかまどに突き落として生還する。―15年後、大人になった兄妹は魔女ハンターとして賞金稼ぎの日々を送っていた。ある日、子供の誘拐が多発する村から事件の解決を依頼され、黒魔女ミュリエルを追うことになるが、魔女は彼らの出生の秘密を握っていて……。
映画ポスターを見てわかるように、童話の方とはだいぶかけ離れた世界観です。
原題だと『Hanzel&Gretel Witch hunters』なので、魔女ハンターなのがわかりやすい。
しかもアクションホラーなので、ヘンゼルとグレーテルVS魔女でガチンコバトルだしかなりエグい表現や残虐な描写がふんだんに出てくる。
童話を思い浮かべて観る気になった人は、見ない方がいい。
まぁ、ヘンゼルがジェレミー・レナーなのでアクション中心なのは大体は予想つくよね。
でもストーリーがなかなか良くて、途中から童話の話を忘れるんだけどしっかり後半で童話部分の話をまとめていて、それが無理やりな感じがないから単純におもしろい!
後半はアクションシーンが多過ぎてやや飽きるけど、途中からハントに加わる青年やトロールのエドワードが程よく和ませてくれる。
で、要所要所でヘンゼルを助けてくれる女性、ミーナ。
この人何かの作品で見たんだよな〜とモヤモヤしてたのですが、演じてたのはフィンランド人のピヒラ・ヴィータラさん。
フィンランドドラマ『Deadwind:ソフィア・カルビ』のソフィア刑事を演じてた人!
そうだ、ソフィアだー!
傑作!とまではいかないけど、予想より楽しめました!
ダーク・ファンタジーやアクションホラーを観たい方はぜひ。