ディズニー映画『ズートピア』を観ました。

以前友達から「最近のディズニー作品はイマイチだけど、これは観たほうがいい」とお勧めされたのを思い出してこの機会に視聴!


Disney


全ての動物が快適に暮らせる街、ズートピア。
田舎の農場で生まれ育ったウサギのジュディは農場よりもウサギには不向きと言われる警察官になるのを夢見ていた。
努力の甲斐あり警察学校を首席で卒業、ズートピアの、しかもセンター・シティの暑に配属になるが交通違反切符係にされてしまう。
多数の行方不明者が出ている重大事件に関わることもできず、現実の厳しさに打ちひしがれているなか市民を助けようと行動するが、詐欺師のキツネ、ニックと出会い街の闇へと入り込んでしまう。
肉食動物ばかりの行方不明者はどこにいるのか?
ジュディは事件を解決できるのか?

以上が簡単なストーリーです。

面白かった!
こういう単純な映画がディズニーらしくて好きです。
真っ直ぐで正義感が強く、優しいけど若くて世間知らずなウサギのジュディ。
もともと人の役に立ちたくて頑張り屋さんだったのに、キツネはずる賢いという世間の思い込みで人生を諦めてひねくれ者になったキツネのニック。
この草食動物と肉食動物の2匹がドタバタして結果的に仲良しになってハッピーエンド!
わかりやすくて安心、そして感動。
小さな子供からお年寄りまで全てが楽しめる映画は、やっぱりディズニーだなあと思いました。

ただ単純なだけでなく、"肉食動物は凶暴で怖い"や"草食動物は穏やかで野菜作りをする"など動物の種類によって決めつけるのは押し付けだ、という人種差別への批判メッセージも込められています。
思い込みで相手の中身を決めてかかるのは、不信感や恐怖を煽って分断が起こるというのはまさに人間界でも同じ。
この、やり方によっては重くなったり教育的になりそうな問題だけど、希望のあるストーリーにうまく取り込んでいます。

おすすめです!