アメリカのドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』を観ました。
久しぶりにハマった作品です!
ニューヨークにあるマンション、アルコニアに住むチャールズ、オリバー、メイベルはポッドキャストの実録犯罪番組ファン。ちょっとした出来事がきっかけで知り合い、アルコニアで起きた殺人事件に遭遇する。実際の事件に興奮する3人は自分たちもポッドキャストで事件の成り行きを配信しようと意気込むが、次第にマンションの住人の裏の顔が見え始める。真犯人は誰なのか?
以上が簡単なストーリーです。
今のところ日本ではシーズン3まで配信されていますが、今回は主にシーズン1をご紹介。
シットコムではないもののアルコニアというマンションが物語の中心なので、アガサ・クリスティのドラマのようなクラシックな雰囲気。
アメリカの犯罪ドラマって残虐か最先端サイエンスものとかが多いので、クラシックな傑作は久しぶり。
とはいえ主役の3人が、スティーブ・マーティン、マーティン・ショート、セリーナ・ゴメスという顔ぶれなので半分コメディです。
しかも、スティーブ・マーティンとマーティン・ショートと言えば、映画『花嫁のパパ』を思い出す人も少なくないはず!
あのコンビも笑えたけど、今回も2人の息はぴったり。
シーズンが進むほど2人のやりとりがこなれてくるのでどんどん楽しくなります。
その賑やかなおじいちゃんふたりに今時の若者でクールな紅一点のセリーナ・ゴメスが加わり、さらに楽しさ倍増。
セリーナちゃんもディズニーのシットコム出身なのでコメディはお手のもの。
しかも相変わらずかわいい〜!
この3人だからこそ、このドラマは成功したと思います。
他にもマンションの住人がたくさん出てくるのですが、みんな個性的で面白く、このなかの誰かが殺人犯だと思うとますます興味深い。
調査していくなかで3人の秘密や過去の事件が絡み合い、クライマックスへ突き進みます。
謎解きと人間ドラマとコメディの割合が程よく、面白すぎて一気に最後まで観ちゃいました!
(シーズン1は全10話)
これ、自殺として片付けられた事件を素人が殺人事件として捜査し、それをポッドキャストで配信するというのがまた物語を膨らませて面白くしています。
途中でポッドキャストのファンも出てきてその中からヒントが産まれたり、ほんとほぼ全編素人による捜査なので右往左往してる様子が愉快。
女刑事も出てくるけど、ほんの少し。
まぁこの刑事がまた良いんですけどね〜。
さらに毎シーズンでスターゲストがいて、本人役で出演してるのも楽しみ!
今年2023年10月にはアメリカでシーズン4の配信開始らしいので、日本での配信が待ちきれない〜。
コメディ好きにもクライムドラマ好きにもお勧めの傑作ドラマです!
日本ではディズニープラスで観られるので、是非。