ワールドカップ2018、順調に勝ち進むスウェーデンに対し、ベスト8に進めなかったデンマーク。
残念でした。

と、ふと思い出してデンマーク映画『92年の夏』を観ました。
この映画は、初めてヨーロッパ選手権で優勝したデンマークのサッカーチームの話。
実話を元にしているそうです。

デンマーク語の予告しかなかった…。
雰囲気だけでも。

1980年代、とても人気のあったデンマークサッカーチーム。
そのチームの監督が辞めることになり新しい監督を探すが見つからず、仕方なくリチャード・ニールセンを任命する。
元監督助手だったリチャードに対し、反抗的な選手達。
マスコミもこぞって新監督をこき下ろす。
1992年の欧州選手権に勝つ為にリチャードは奮闘するが空回り。
どうにか本戦へ進めたものの、どうせすぐ負けるとやる気のない選手たち。
リチャードのちょっとした案でチームに一体感が生まれ、どんどん勝ち進む。
最低のデンマークチームは、どこまで勝ち進む事ができるのか?

以上が簡単なストーリーです。

いやーすごいです!
そして監督って大変だなぁと改めて思いました。
何人かの選手の話も語られますが、特に癌の娘を持つヴィルフォルト選手の話は感動。
サッカー映画ですが、人間ドラマでもあります。

ちなみに、ヴィルフォルトの奥さん役の女性は、なんと映画『ピッチ・パーフェクト2』のドイツチームDSMのリーダー役だった女性!
デンマーク人だったんですね。

この映画は2015年に公開ですがニールセン監督は2014年に亡くなっていて、追悼の意味もあるのかな。

せっかくワールドカップで盛り上がっているので、この映画を観るのにもちょうどいい時期ではないでしょうか。
オススメです。