最近BSで放送している「慶余年」。
まだ完結してはいませんが、今の所私の中国古装ドラマの中でトップ5入りしています。
元々SF系のお話が好きなのと、キャラの濃い登場人物が多いこと、策略バトルのドラマなこともお気に入りの理由の一つです。
お気に入りのキャラはたくさんいるのですが、今日はその中でも、范閑の母親である葉軽眉について語りたいと思います。
⚠︎原作のネタバレも含みますので、お気をつけ下さい。
この葉軽眉は劇中では既に故人であり、出てくるのは彼女を知る人間の回想の中のみ。
まるで伝説のように語られる彼女に私は物凄く惹かれました。
①リリーとの類似性
一番最初に感じたのが「ハリーポッター」シリーズの主人公、ハリーの母親、リリーとの類似性です。
美人で頭が良い所は勿論ですが、ハリーはスネイプ、范閑は陳萍萍、范建と、彼女が残した息子が彼女と関わりのあった男に守られているのも似ているなと思いました。
特にスネイプと陳萍萍は似ているなと思いました。
スネイプはかつて好意を寄せていたリリーの息子であるという理由から(贖罪の意もあるかもだけど)命がけでハリーを守りました。
葉軽眉は当初宦官だった陳萍萍に対し兄弟のように接して奴隷の身分から抜け出させ、陳萍萍は彼女の考え方に賛同し、彼女を大切に思っており、死後はその思いを息子である范閑に移して彼を守りました。
(特に、陳萍萍が葉軽眉の死をずっと疑っていて、秘密裏に調査し続けていた所も印象的。)
死してなお、息子を守らせる程の存在というのが中々すごいなぁと思います。
また、マグルであるリリー、現代人である葉軽眉、両者とも周りと違うアイデンティティなのも共通しているかなと思います。
②カリスマ性
彼女のことを語る人々の口ぶりから、葉軽眉はカリスマ性のある人物であったことが伺えると思います。
その美貌と、優秀な工学博士である彼女が作り出す物たちは人々の目を引いたに違いありません。
また、彼女が殺されるきっかけとなった平等の思想、そして彼女が残した監査院の碑文も中々カッコイイなぁと思います。
自分が殺される事も分かっていて手紙も書いたんだろうし、とても賢い女性だったんでしょう。
(長公主は彼女へのコンプレックスや嫉妬、軽蔑が入り交じって范閑にあんな事をしているんでしょう……)
③范閑の理解者
林婉児も范閑の理解者ではありますが、彼がこの世界で知る唯一の現代人が葉軽眉な訳です。
神廟には現代人が何人かいるのでしょうが、まぁ彼らは恐らく味方ではないでしょう。
たった一人現代人として生きる范閑は葉軽眉からの手紙を読んで、きっと心強く感じたと思います。
彼には前世の記憶がある上、生まれてすぐに母親が暗殺されたので、葉軽眉に対する感情は一般的な母親に対する感情とは異なるかも知れません。
しかし、葉軽眉は死んでしまったけれど范閑の事を誰よりも大切に思っているだろうし、彼女の残したものを真の意味で継承できるのは范閑だけだと思います。
劇中冒頭では、彼女の思想を受け継ぐ気はサラサラないといった様子の范閑ですが、最終的には母の遺志を叶えるんだろうな、と思います。(ちょっと楚喬伝に似てる気がしなくもない……)
たった1人で世界を変えようとした勇気と知性のある葉軽眉。
ドラマは小説から変わっているポイントも多いので、これから彼女に纏わる他のエピソードなども展開されていくことを期待しています。
中文がほとんど出来ないので、バイドゥや向こうの記事を翻訳したりして調べているので、間違った情報があったらごめんなさい!
