昨日、ついに最終のレッスンが終わった。
最後の二日間はさすがに気持ちがセンチメンタルになって、しんみりしたレッスンになってしまった。
学校を卒業する時の気分を思い出した。

今までずっと一緒に過ごしてきた友達と、卒業式を境に違う生活を送るようになる。
別れは寂しいものだ。
最後の日に彼はいくつかの質問を用意していた。一番聞きたかったのは、なんで辞める決心をしたのか、ということだと思う。
私は答えた。
「あなたが休んでいた1か月半の間、他の講師のレッスンを選択していたが、以前ほど英語に対する熱意が無くなっていることに気付いた。みんないい講師なのに、予約するのがしんどかった。辞める手続きもあなたが戻ってくる前に済ませたことです。」
「もし自分が今も戻ってきていなかったらどうしていたの?」

「そりゃ、メッセージは送っていたはずです。最後にしばらくあなたのレッスンを続けられて良かったよ。」
結局彼が家庭を持って、レッスンを開く時間がよく分からなくなってしまったストレスを彼も分かってくれていた。
朝に開くこともあれば、夕方遅くのことも…日によっては休むこともあった。
奥さんやお母さんに言われた用事が優先になったのだから仕方がない。
そして私はどうしてこんなに長く続けられたのか、「予約表にあなたの名前を探した」という言葉が嬉しかったことも伝えた。
「覚えてる?」と聞くと、「No」の返事。
そして彼の口から思いがけない言葉が発せられた。「ナンパ」
なんだそれ?と思ってその時は深掘りできなかったのだが、要するに自分の顧客にするための殺し文句だったということなのでは…と後で思いつく。
まんまと私は釣られたわけだ。
でも結局楽しい時間を過ごせたのだから、終わり良ければすべて良し!
最後に彼がくれたレッスンレポートの内容をコピペして、このシリーズは終わりとしよう。

Thank you for everything!
Cheers to another chapter in our lives!
This is not goodbye so See you!

The year 2016 brought the beginning, and today brings the end of our adventures,
though somewhere in the middle we became the best of friends.

Thank you for sticking with me throughout the years.
This may seem like the end but in reality, it's just another chapter of our ongoing book we call
Friendship. We never know what life has in store for us but all I know is the good memories will always remain.

You and I had loads of stories to tell, from something complex to something so trivial it never mattered,
the fact that we were talking made us feel content and at peace.

We may already be at an intersection but don't forget that all roads connect
Keep on cruising the road of life at your own pace and so with that I say see you again or as
my dad says Go well, stay well, and enjoy life's journey!

I will cherish all the good memories in my mind, heart and soul!