男女4人の心持ちをゆるく描くストーリー。
一番のテーマは、男女間の友情はあるのか?ということだったと思う。
このテーマは誰もが話題にしたことがあるのではないだろうか?ずいぶん昔から共通するテーマでもある。
10代の頃の私は「ある」と答えていただろう。
20代になって「ない」に変わり、つい最近まで「ない」を貫いてきた。
長い年月だ…
私は男性ではないので正直よく分からないのだが、”性欲”が友情を邪魔すると思っている。友達として好き、の好きが脳内変換を突然起こすこともあるのではないか?
セフレという認識がある人には、どんな相手でも友情を貫くことが出来るかもしれない。
でも私はそういうタイプではないので、そんな面倒なことが起こるくらいなら、友達は女性だけで十分と思っていた。
もちろん男性でもいい人はたくさんいて、相性がいい人もいた。でも友情は育たなかったな…ひとことでいえば面倒くさい。
このドラマではそこが曖昧でちょっと納得いかないところでもあった。
友情から恋愛感情になる場面はあるのだが、男性が女性的というか、一切”性”を感じさせなかった。だから結局友情が成り立ったんだと思う。
でも最近はそういう男女間の友情がありなのかな?だとしたら羨ましい。
そしてドラマの中での男女の友情の結論は「どっちでもいい」であった。
人それぞれだから、結論を出しても仕方がない、という感じ。まぁそれしか言いようがないですね。

他に私が共感したところは、友情に順位はない、というセリフ。
友達の定義をどう持つかでも変わってくるかもしれないが、私は友達は信頼できる人オンリーしかカウントしないので、誰もがいいお友達である。一番二番はないなぁ、と考えていたら同じセリフが出てきたのでおーっと思ってしまった。
友達か友達じゃなくて知り合いか、しかない。

最後にはサプライズもあり、結果、とても楽しくドラマを見終えることができました。いい歌に出会わせてくれてありがとう。