今朝は朝からカレーを煮込んでいる。
玉ねぎを炒めながら、ふっと中学の頃のワンシーンを思い出した。
最近ではブログを書く習慣が身についてきたからか、ちょっとしたことで昔の記憶がよみがえる。
つねに脳がネタを探している(笑)

あれは中学2年の時のいわゆる遠足だった。
飯能かどこかの河原で、各班ごとメニューをあらかじめ決めておいて、飯盒炊爨を体験するものだった。
私の班は無難にカレー。
各々、鍋やら飯盒やら具材やらを担当をきめて抱えて持って行った。
私の班には出来る女の子とツッパリの男の子と、あと二人位誰かいた。(忘れてしまった) 野菜を切って、鍋に入れ、火を起こし(男子の仕事)、煮込み始めた。
「これさー、もっと水入れたほうがいいんじゃない?」と、私。
「えっ?そうかなぁ?いいと思うけど、じゃもっと入れる?」と出来る女の子。
「うん、もっと入れよ。」 ジャー。(水の音)←私が入れている。
結果、何ができたかと言えば、ビチャビチャなスープカレーだった。
考えてみればその時まで私は、多分カレーを自分で作ったことがなかった。
しかもその時にはスープカレーという概念もなかった。
結局、まずいカレーが出来てしまったのだ。
「ごめんね~~~💦。私のせいでこんなまずいカレーになっちゃった(´;ω;`)」 と必死で謝ったが、 「私、ちょっと(水)多いんじゃないかと思ったけどさー。全然、いいよいいよ。」と出来る女の子。
「これはこれで美味いって。」といっておかわりして必死で平らげようとしてくれたツッパリの男の子。
みんな本当に優しくて、この思い出は忘れられないシーンになってしまった。
失敗を受け入れてもらうのって、なんて安らぎを与えてくれるのだろう…
大人の方が、逆に余裕がなくて、こんな対応が出来なくなるのかもしれないな。