5/25。正に満月の夜、高松テルサにて、
「Belly Dance Festival Vol.1 ~月あかりの舞踏会~」を観る。


フラメンコは大小、いろんなショーを観ているが、
ベリーダンスのこんな大きなショーは初めて。


四国、岡山で活動するベリーダンサーが大集合し、
東京からは本場エジプトのコンペティションで優勝を飾る実力派
カリスマベリーダンサーnicoleとnicole率いるニコル組、
不動の人気を獲得中の男性ユニット、エジザイルが来場という
豪華なショー。


正に、にょ、にょ、女体祭り!


胸の谷間が~、白い太股が~、キュートなおオヘソや、
ブ、ブ、ヴィゾーンが迫るぅぅ。


いや、だけど、そんなヨコシマな妄想を打ち消すかのような
芸術性の高さと洗練された演出センスに ただただ、魅了された。


衣装も曲もバリエーションが豊富で、
第一部は21組も出演されたが、
飽きることなく、全てが新鮮で、個性に溢れていた。



セクシー系もあれば、どこかユーモラスなもの、
バレエ的なものやフラメンコ的なものとイメージがどんどん喚起される。

肌の露出が多い分、その人自身の裸体そのものが勝負で、
動きのごまかしがきかない分、その鍛えられた肉体と
しなやかな動きの精密さに注目してしまう。


月影の舞

そして、その申し訳程度に肌を覆う衣装は、
より女体を美しく見せる為のものであることを如実に語る。
いかに、その動きに合わせて身体のラインをきれいに促すか、
計算されつくされているのか。


月影の舞


最初からバーンと「見るがよい」と肌を露出されているよりも、
踊りながら、見え隠れする肌の方がなんとエロティックなこと。

小刻みに震わせていた腰が、太鼓のドンドンというアクセント
に合わせて突きあげられるポーズがなんとも言えずエロティック。
太鼓の音のトランス状態が、エクスタシーのポーズと重なる。


まるで、自分が男になって、その女を上に乗せて、
その細いくびれた腰を掴み、下から突き上げたいるような
衝動に駆られる。
そして、自分の突くリズムと、
その女が腰を振る間合いがからみあう……。
いや、私には突きあげるモノはついてないのだけど……。


一緒に観たフラメンカY嬢は、社交ダンス歴20年を経て、
フラメンコの世界に踏み入れたツワモノ。
だから、ダンスに関してはかなりシビアな意見が聞けるので、
観終わってフラメンコとの違いや身体の見せ方等、
ダンスについて語る。


月影の舞

「月あかりの舞踏会」パンフやチケット。
開催日が満月だったからつけたというショーのタイトルは
満月好きとしては、行かねばなるまい。

演出でも舞台に満月が出てきて、雰囲気もパッチリ。
この日はたくさんのイベントが重なっていたけど、
迷わず、ペリーダンスに行ってよかった。
本当にいいものを見せてもらった。


月影の舞

グランドフィナーレだけは撮影OK。
写真は、第二部で踊ったニコル組とエジザイルの面々。
立っているだけでセクシービーム全開。

会場も若くて美しい女性が多かったが、美しい人がより
美しく見えるベリーダンスは、若い人が夢中になるのが
わかるなあ。


月影の舞

花束を受け取るWakaちゃん。

ボーナストラックが三曲あり、
2曲目ではニコルさんとWakaちゃんのドラムソロが見られ、
とてもセクシーだった。

この写真は3曲目のジプシーの娘の衣装。

私が一番そそられたのは、右端の方に写っている
グレーのスラックスをはいている方のソロ。
ベリーダンスにおいて、この衣装!

腰つきのなんとも なまめかしいことよ。
ほとんどが笑顔で踊る中、笑わないというS感満載で、
このセンスにメロメロ。



月影の舞

終わってから、友とラーメン。

月影の舞