(パンフが豪華。800円)
映像は美しいし、それぞれのキャラも斬新で
個性的でおもしろい。
ストーリーもあえてそぎおとして単純にしていたと
パンフにも書いてあった。
だから、文句はないのだけど、せっかくの題材が
あまり活かされてなかったようで、メインテーマの
二人の愛の部分が弱かった。
あれだけの眼力のある女優とカッコイイ個性派の
オダギリジョーをメインにそえてながら……。
でもね。
ラストは泣いた。泣けた。大泣き。
せつなさ倍増だった。
季節が流れいったから、もっと何年も
経ってたのかと思ったが、きれいなままの
白い着物姿で思い出の品を手に取る姿に
涙が出た。
お幻のように白髪姿で出たら、どうしようかと
思った。