【必勝!】共謀罪対策! | 素人の乱5号店・店主日記

【必勝!】共謀罪対策!

共謀罪がいよいよ成立に近づいて来ている。こんなやばい法律もなかなか未だかつてないぐらいで、どうにか頓挫させたいもんだね〜。「共謀の可能性あり」って建前があれば庶民の生活を全部見ることができる法律ってどんな前近代的な法律なんだ〜!!!

しかし、「この法律ができたら世の中おしまい!」という心持ちで法案に反対してても、なんだかストレスたまりそうだしよくない。

…ってことで、共謀罪対策も考えてみよう! 「共謀罪ごときが登場したところでこっちは屁でもないんだからな」ってことを悪い権力者に思い知らせて、共謀罪を諦めさせるしかない。

さあ、対策だ、対策だ!!

 

1、海外で作戦を練る

 権力を振りかざす悪がいるなら、その権力が及ばないところに行って目論むだけ目論んで帰って来ればいい。そう、現に、すでにここ数年でアジア圏を中心とする超巨大アンダーグラウンドカルチャー交流圏のネットワークが広がりまくってる。今更、一カ国内でしか通用しないものなど無力以外の何物でもない。

 

2、回覧板で作戦を練る

 全てデータ化されちゃって面白くないし味わいもないってことで、カセットテープやフィルムカメラが流行ってるのがまさにそのヒント。そう考えたら意外と流行りそう。

 

3、なんとかだまくらかして政権を奪い、共謀罪で自民党や金持ち階級を弾圧しまくる

 「共謀して貧乏人から金を搾り取ろうとした。これはテロだ」とか、「家賃を値上げしようと計画した」とか。共謀罪を廃止する前にちょっと懲らしめて、変なもの作ったらどう目に遭うか知らしめてやるのもいいね。ボンクラな子供を躾ける感じ。もうしないと謝ったら、「人にやられて嫌なことは、人にもやったらダメって言ったでしょ」と許してあげる

 

4、中国に学ぶ

 中国では政府の管理社会が共謀罪どころの騒ぎじゃないのに、みんないろんな裏技を知りまくってて、ケロっとしてうまくすり抜けながら、いろんなことを目論んでいる。本当に中国人民のスキルは半端じゃない。よし、我々もできるに違いない

 

5、共謀しないでいきなり実行に移す

 別に悪いことじゃなくても、なんだかんだと打ち合わせしてて共謀とか言われたらたまらないので、突発的になんかやっちゃう。そう、我らが日本はわび・さび文化。ちょっとしたものから滲み出る美しさや味わい深さを感じるという、意味不明の技を持っている。欧米のディスカッション文化とは一味違って、一から十まで議論しなくても、心を以て心に伝う、そう以心伝心。一見わけわからないことでも、それをみた人は「おっと、そう来ましたか…(ニヤリ)」って感じ。よし、謀議を飛び越えていきなりとんでもないことをやってみよう!

 

6、自民党員と共謀する

 近所の自民党のオッサンやおばちゃんに悪い話を持ちかけまくってビビらせる。「ギャー、それ共謀になる!」と、萎縮して逃げ惑う自民党員を追いかけまくって、勢力を減退させ、共謀罪をなんとかする。

 

7、商店街活性化

駅から住宅地に向かう路地などにチョークで線を引き「悪の密談エリア。この線から入ったら共謀」と書く。すると、帰宅する人々は「やばい! ここを通ったら共謀罪だ! いや、もしかしたら大丈夫かもしれない…。いや、でも迷うならやめとこう」と、路地を通るのを断念するはずなので、そうやって、どうやっても商店街を通らないと帰れないようにする。で、通ったら通ったでなんだかお金を使いたくなってくるので、商店街活性化成功!

 

8、子供の教育

小学校から家に向かう路地などにチョークで線を引き「悪の密談エリア。この線から入ったら共謀」と書く。すると、帰宅するちびっ子たちは「うわー、ここを通ったら共謀だって! いえーい、俺、悪の組織!」と、線の中に入り、続いてみんな競って入り始める。すると、「俺も入れろよ」「ダメだよ、おめーは正義だろ」「なんでだよ、俺も悪に入れろよ」と、狭いチョークの線の中でおしくらまんじゅうみたいにギュウギュウになる。すると騒ぎを聞きつけた生活指導の先生が「コラー、お前らそんな道に真ん中で何やってんだ〜!」と、棍棒を持って走ってくる。ちびっ子たちは「ギャー、逃げろ!」と、蜘蛛の子を散らすように走って逃げ散りながら、「てめえ、このクソ先公、俺たちは悪の組織で共謀してんだからな〜!」と言いつつも、結局追いつかれてぶん殴られ、全員泣きながら「覚えてろよ〜、またやってやるからなー」と、家に帰る。そう、時には弱者の立場に立ち、不当な力にねじ伏せられてもたくましく信念を貫く、反骨精神や批判精神を育む。

 

やばい、考え出したら無限に出て来た! だんだんバカバカしくなって来たので、続きはまた今度!!