中秋の名月で満月。
ちょっと古い本だけど、月の本。
「鏡リュウジの月が導く魔法の法則」
鏡 リュウジ:著
主婦の友社/2006.3.1/1300円
古代の人々は、魂は月の宮を通して
この世に降り立つと信じていました。
(マルシリオ・フィチーノ)
<表紙折り返しより>
人が生まれたとき、月がどういう形をしていたかは、
その人に決定的な力を及ぼすという。
日々、形を変え、神秘の輝きを見せる月は、
約28日の周期で誕生→鎮静を繰り返す。
その過程を8段階(8つの形)に分け、
自分が生まれた日の月の形はそのどれかを知る。
そして、その月が持つ性格がどう影響を及ぼすか、
恋愛&SEX、結婚、仕事、人間関係、美容&魅力など
の観点で占う。
まあ、「月占い」というやつ。
12星座より少ない8つのパターンだから、
大雑把な分類ではあるけど、
その「月の性格」を知るのはおもしろい。
そして、それは人生も月の満ち欠けにもあてはめられ、
自分の生まれ月から自分が今どの月の状態でいうところの
どの位置かも解る。
月に関するミニエッセイも楽しめる。
8つの月の形とは、ニュームーン(新月)、クレセント(三日月)、
ファーストクオーター(上弦の月)、ギバウス(十三夜月)、
フルムーン(満月)、ディセミネイティング(種蒔き月)、
サードクオーター(下弦の月)、バルサミック(鎮静の月)。
ちなみに私は「サードクオーター(下弦の月)」。
“しっとりと落ち着いた大人の色香と、
どこか憂いのあるアンニュイな雰囲を持つ色香漂う淑女”らしい。
色っぽさはあるけど、「あどけなさ」や「無邪気」さを
演出しようとすれば失敗に終わるでしょう……だって。
特にこの「サードクオーター(下弦の月)」生まれは
光と影の二面性が大きいよう。
月って優しく癒す面と妖しく狂わせる面がある。
私自身も 人を笑わせて喜ばせたり、感じさせて悦ばせたいと
強く想う「光」の部分と
ダークな「影」の部分があり、その差が激しいと自覚してる。
どちらかというと自分の「影」の部分が本質なんだと思う。
「下弦の月」矢沢あい
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