『遠からず 君は何者でもなくなり、
いずこにも いなくなることを考えよ。
また 君の現在見る人びとも、
現在生きている人びとも 同様である。
すべては 生来 変化し、変形し、
消滅すべくできている。
それは 他のものが つぎつぎに
生まれ来るためである。』
マルクス・アウレリウス
『自省録』より
20日夜─。
緑の小道の小さなお話会...
夏に 思いがけなく母を亡くし
耐え難い苦痛の日々の中にも、
久々に すばらしい時間をもたせていただけたこと、深く感謝です...(涙)。
21日も来ていただけました。
※ お話会は23日も開催します。
https://ameblo.jp/tsukiakarinokomichi/entry-12711024921.html
小道店主が
《世界の終わりに読みたい絵本》だと思うような、
とても深みのある魅力的な絵本─
宮沢賢治の『いちょうの実』
(絵は及川賢治さん)を 朗読してから
私の思いを いろいろお話。
そしてアウレリウスの『自省録』の中から
冒頭の引用のような名言をご紹介したり。
(あの神谷美恵子さん訳。岩波文庫。)
写真は 当店で販売中のもの。400円
他にも
アウレリウスはこんなことを言っていて、
本当に身につまされます。
『行動においては杜撰になるな。
会話においては混乱するな。
思想においては迷うな。
魂においては
まったく自己に集中してしまうこともなく、
さりとて外に飛散してしまうこともないようにせよ。
人生においては余裕を失うな。』
...私は この、《余裕を失うな》というのが
とくに大事だなぁ...と、
母の死後、強く実感しました。
グサリときました。
けっきょく、心の余裕....なんですよね。
私は 2年前の夏からスマホを持ち
フリマアプリとインスタを始めてから
前よりいそがしくなり
いつもせかせかするようになってしまってたけれど
骨折やら心臓やら
母が弱ったのが目立つようになったのも
その頃からだった...
だから さらに やる事が増えていた。
余裕を失っていた..。
でも スマホに向き合うより
もっともっとちゃんと母に向き合う必要があったのだと今なら わかります。
もう遅いけれど..。
会いたい人にも なんとかして会わせればよかったなぁ...。
ほんまにごめんなさい。
...遠からず、私もまた何者でもなくなり、
この世のどこにもいなくなるのだ。
母の死によって それを
より現実的に感じるようになれたかもしれない。
お話会では 他にもいろいろお話したりします。
感性豊かに お話を聞いてくれて
話し合える人の存在は
私に充足感を与えてくれます。
またお話会も再開していきたいと
思わせてもらえました。
好きなお話の世界に入ることや
朗読することが
少しは 私自身の 心のケアにつながるのかもしれません。
23日(火・祝)も ご希望の方がいれば予定してますが
その後は
毎年恒例の12月のお話会も がんばろうかなと思いますので
ご興味ある方は
情報気をつけておいて下さい。
お願いいたします。
#緑の小道の小さなお話会 #緑の小道本の紹介#アウレリウス #マルクスアウレリウス#名言 #哲学者 #哲人#自省録 #神谷美恵子 #岩波文庫 #心の余裕 #余裕 #宮沢賢治 #いちょうの実 #及川賢治 #絵本#読み語り #心のケア #グリーフケア#本と雑貨 #緑の小道 #古本屋#富田林 #富田林寺内町 #寺内町#じないまち #緑の小道2021年11月https://www.instagram.com/p/CWgWIg3PfZI/?utm_medium=share_shee