矢作直樹さんの『人は死なない』『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

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富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。



先月。


ずっと前から 気になってた本

『人は死なない』を 今こそ読もうと、

借りてきた。

(先月に母を亡くしました)






著者の矢作直樹さんは


救命救急の現場で 

人の生死に関わってこられたから


《 人間は皆、常に死と隣り合わせで生きている 》

ということを

誰よりも目の当たりにされてきた方。


矢作さんの考えでは


《人は死なない》というのは、


《寿命が来れば 肉体は朽ちるけれど、

霊魂は生き続ける》


という意味。


また 矢作さんは


『我々医師は、限られた人的・物的資源で、

理想的にはいかないという現実の中で、

日々もがいているようなしだいです。


医療現場に限っても 

我々の知っていること、わかること、

できることは 

残念ながらごく限られています。』

と言い、


『...「生きる」ことと同時に必ずやってくる「死ぬ」ことについて、

我々人間はもっとしっかりと見つめることが

必要なのではないでしょうか。』


『医療でできることはごく限られていることを一般の人々に理解していただき、

自分の命を人任せにせず

自分自身で労ってほしい』


と、書かれています。


『』内 

矢作直樹

『人は死なない ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索 』バジリコ株式会社より



...これは私もよくわかります。


《病院に着いたから大丈夫》というわけではなかったのです....

私は最後、失敗しました..。



そして もう1冊、


『「あの世」と「この世」をつなぐ 

お別れの作法』も お借りしました。





矢作直樹 ダイヤモンド社



142ページからの

「喪失感を一人で抱え込まないこと」

のあたり、よかったです。



....私はこうして 投稿もしてるし、

店も開けてるので、

大丈夫なんだと 勝手に思ってる人も

いるかもしれませんが...

全然そんなことはありません...


私にとって 母の喪失というのは 

あまりに大きすぎて....


(おまけに 突然のことでしたから..)


どうしていいかわからないなりに

毎日どうにか がんばってるつもりです..


よくこの1ヶ月耐えてきたなぁ..

やり過ごしてきたなぁと 思います。



喪失感や後悔、悲しみを抱えながら

それでも 

残された人は 

今を生きていくしかありません。


矢作さんの書かれてるように、

なるべく自分にできる ″ 利他行為 ″をしながら─。


...大変な中でも いろんな 大事なことを考え、

過ごしています。



...まだまだ、和気あいあいとした集まりとかに出るのは ムリと思いますので..

遠慮させて下さい。


友人知人の方は どうぞよろしくお願いします。


※ この後、外人著者の方で すごく良い本を

見つけました。またぜひ紹介します。


※ 今回の写真の本は 図書館のものです。



 

 


 

 






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