HSPのこと。大切なお話。 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

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富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。




※リブログもあり、少し長い記事になります。
お時間あります時にお読みください。


...HSPのこと、最近ずっと書きたかったのに、なかなか書けないでいました...。

私もまだHSPについての本は読んでないし、
色々解説しようとするのは荷が重いので、あとで銀狐かずきさんのブログ記事をリブログさせていただきます。


HSPとは
Highly Sensitive Person
の略で、
"人一倍敏感な人"というふうに訳されてるようですが、
敏感というより"繊細な人"というほうが私はしっくりきます。

初めてHSPのことをちょっと知った時は、自分はちがうだろう~などと、のんきに思ってました。

というのも、私は最近は、
人ごみでもしんどくならなくなったし、
いちおう接客業だし、いろんな人と接して色々やるうちに 私もだいぶ鍛えられてきた と感じていたから(笑)。

でも、ある時、借りた雑誌にたまたま
HSPの特集ページがあり、それを読み
チェックリストでチェックしてみたら....、大部分、自分に当てはまる....。

私もかなりのHSP気質かもしれません。

"緊張しい"だし、一人の時間が多く必要だし、こわい映像見れなかったり...

そういえば、やかましいバイクの音とかもすごく苦手で、寿命が縮まる気がするし。
交通量の多い道路を自転車で走るのもすごく苦手。

そして、私のキャパシティのせまさもHSP気質ゆえか?とも思うのでした。

やることが多いと心の負担に..。
そしてそれができないでいると さらに心の負担に..。

それから、HSPの人っていうのは
"エンパス"という性質も同時に含んでいる人がけっこういるのでは?という気がしました。

エンパスも、ネットでチェックしてみると、けっこう当てはまりました..。
ちがうと思ってたんだけど。


文学の世界では、もしかすると
エミリ・ディキンソンさんなんて典型的なHSPだったといえるんじゃないかな?と思ったりしました。

とにかく、
HSPの人っていうのは、多分、
他の人にはストレスにならないようなことがストレスになってしまう。

他の人がラクにできることができなかったりするし。

誰かに言われたことが、忘れたくても忘れられなくて、長い間苦しんでしまったり..。

だから、人一倍、自分で自分を癒す・元気にする方法を知って、実践する必要があると思います。

(だからこそ、読書が必要なんです!)

そして、
"自分は、HSP気質にしては、よくやっている"
と、自分をいたわることが必要かと。

HSPの人の気苦労は、同じようにHSPタイプの人にしか わかってもらえないかもしれない。


そして...
これは、私なりの考えでしかありませんが...(反論のある人もいるかも)

HSP気質の 大人の女性(男性でもそうかも)にとって、
一番いい生活(心の負担の少ない生活)というのを 考えてみると、

やっぱり まぁ、よく気が合う、好きな人に養ってもらって、
自分はあまり社会には出ずに生きていくのがいいんじゃないかな、なんて思います。
私にだって、そういう女性をうらやむ気持ちがあるようです。
ストレス少なく、安心の中で生きていけそうなイメージ。

でも、それは、野心とか 承認欲求というものが全然ない人の場合に限られるなあ とも思います。
本当にそれで満足できるのか...?

私の思うところでは、HSP気質の人は、
なんらかの芸術的活動をしてる人(したい人)が多い気がして、
せっかくの能力、自分の個性の世界を表現したい欲求を持ち合わせている人も多いのでは?と思います。

そうなると、どんなに苦手でも、
勇気を出して、外の世界と接触していくことになります。

耳に心地のいいことしか聞きたくなければ、そういう世界でストップしておくこともできるし、
いろんなことを言われることも覚悟して、もう少し先まで出ていくこともできる。

ブログで文章や作品を発表する程度だったら、好意的な人たちが目にとめて見てくれるので、称賛の言葉を聞く方が多いかもしれないけれど、
実社会では、いろいろなことに直面するはず。

私などでも、お店を2012年からやってきて、いろんな人たちにいろんな質問を受けたり言われたりで、
(うれしいこともたくさんありましたが)けっこうストレスにもなっていたと思います。

最近はそういうことが減っていて、うれしいです。

そんなわけで、HSP気質な人が、なんとか、自分の宣伝・PRとか、
本来苦手なことにも取り組みながら 店主をしております。

最近は、心身共に たくましさが出てきてるので、大丈夫と思います。

(今後はちょっと厚かましくなっていかせてもらうかも..笑)

HSPにも、多分、いろんなタイプがあると思います。
私はきっとユーモアも持ち合わせてるタイプだから、なんとかなるでしょう。


以前、ある人が、このようなメッセージをくれたことがありました。

「...緑の小道さんのような人には、
今の世の中は生きづらいと思います。

そんな人に言ってあげたいです、
"生きてるだけでいいです"と。」

...大変ありがたいお言葉でした...。
Iさん、ありがとうございます。


それから、ちょっと深遠な話となりますが、
もし魂が永遠で、輪廻転生を繰り返しているというなら、
このHSP気質というのは、魂レベルの気質であって 変わらないものなのか、
それとも今回の生だけの特質なのか?
という疑問が生じてきました。

あるいは、たくさん生まれ変わる過程でこんなふうになってきたのか。

どちらにせよ、その気質を、
誰よりも一番、自分が受け容れて
生きていくしかないのだけれど。


長くなりましたが、
銀狐かずきさんの記事をリブログいたします。

HSPについての本を紹介してくださってます。

私もまだ読めてませんが、読みたいと思ってます。