何十年ぶり?の若草山で... | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。




山 といっても 丘のような低い山だけど、
奈良の若草山へは 子供の時以来行ってないので、
すごく行きたいなぁ..と、いつからか気になってました。

いい天気の日を選び、ようやく行ってこれました。

奈良へはたまに行ってたけど、
どこから登るのかよくわかってなかったこともあり、今まで登ってなかったのですね。


北ゲートから入山。
大人150円。





この、鹿のフンだらけの芝の上を登ってもいいけど、かなり急斜面ですし、
脇にちゃんと階段状のルートがあります。

私は、すごく小さい時に、
たぶんこの若草山に初めて来た時に
鹿のフンを気にしながらも、
大人を置いて どんどんかけのぼっていった記憶があります。
ほんの一瞬だけの記憶ですけれど。

だから、若草山はきっと、
私に 登る楽しさを教えてくれた
原点ともいえる場所なのでしょう。

いま どうしても、再び来ておきたかったのです。


階段ルートをほんの数分上って、景色をふり返った時に、
急に たまらない気持ちになりました。





もう すでに いい眺めだし、
なつかしい感覚に。

富田林に住んでると、家からも学校からも、京都より奈良に行く機会のほうがずっと多いと思うし、
私は 奈良には親しみと郷愁を感じるのです。

紅葉の時季だからよけいによかった。








若草山は三つの山が折り重なってるので
三笠山というのが別名なのですね。

下から 山頂まで、45分くらいあれば着けるので、山登りというよりハイキングですね。

ススキも生えてました。








山頂にも 鹿さん。





とにかく、眺めがすばらしかったです。

心の浄化と癒しのため、
可能ならしょっちゅう来たいような場所だと感じていました。

木陰がないので夏はムリでしょうけれど..。


ふと、安藤忠雄さんの言葉を思い出しました。

《人間が 生きていてよかったと思うのは 自然に触れたとき。》


まさにそんな感じで、すばらしい時間でした。

下ってから、やはり芝の上も登っておこうと、上の方まで行き、
景色を堪能。

いい時間でした。








夕方の光。

5時で閉まります。





平地まで戻って、
この辺りの お店の並ぶ雰囲気も好きです。

もうおみやげ物への興味はうすれてますけれど。






若草山は冬期は入れなくなります。

開山期間は
3月の第3土曜~12月の第2日曜まで
だそうですので

今年は12月10日までです

行く人はお早めに。