『すきまのおともだちたち』『モンテロッソのピンクの壁』 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

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富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。



※「緑の小道」店舗の入っている建物の外装工事の為、店舗はしばらく休業中です。よろしくお願いします。


江國香織さんの本、入っています。





『すきまのおともだちたち』

江國香織
こみねゆら 絵
白泉社


読んだのはだいぶ前なので忘れてますが、こみねゆらさんの絵が素敵です。

予価 500円


それから、好きなんだけどなかなか常には置くことは難しい本が入ってうれしいです。
大型絵本のほうではなく、文庫本のほうです。





『モンテロッソのピンクの壁』

江國香織
荒井良二 絵
集英社文庫

予価 300円


これについては、去年きちんと記事にしてましたので、まだの方は
リブログ記事を読んで下さいますようお願いします。


大きい版のほうの絵本を
去年は数人に読み語りをしまして、
とても面白かった~と気に入って下さった人もいました。

この話はちょっと長めなので
音読するのはちょっと大変だけど
私も楽しかったです。


猫のハスカップにとっての
"モンテロッソ"のような場所が、
私にもあるのだろうか??
と、考えます。

あるかもしれないし、ないかもしれない。
(昔々...、きれいな外国の風景やかわいい家の映像や写真を見て、
あぁ、これこそ私の住むべき所!
なんて、いっぱい憧れていましたけれど。)

だけどそれは、具体的な"場所"のことではないような気もします。
私の場合は。

いつになったらたどりつけるのでしょうか...。


恋い焦がれる何かを、
恋い焦がれるどこかを、
みつけてしまったすべての人へ。

ぜひ読んでみてほしい絵本のひとつです。