講義概要:
古代から現代にいたる中国の歴史を東部ユーラシア世界とのかかわりのなかでみていく。
10億をこえる「漢民族」はどのようにして生まれたのか、多民族国家である中国は諸民族をどのようにして統合してきたのか、中国はアジアにどのような影響を与え、またアジアからどのような影響を被ってきたのか。
中国が大国としての道を歩もうとしているいま、アジアのなかの中国の歩みをふりかえり、中国とアジアの関係を歴史的に把握する方法を示す。
1 中国史の見方
2 中国王朝の誕生
3 秦漢帝国と漢人の形成
4 中華の拡散と多元化
5 隋唐帝国と東部ユーラシア
6 東部ユーラシアの変動と再編
7 モンゴル時代の大統合
8 明と内陸世界・海域世界
9 「清の平和」と東部ユーラシア
10 近代への変容と動乱
11 清の近代国家化の試み
12 模索する中華民国
13 国民政府と日中戦争
14 中華人民共和国と東部ユーラシア
15 現代の中国と東部ユーラシア
ダイジェスト動画(約7分)
少し前、時間があるときに視聴してみました
ときどき再放送しているので、気になった方はぜひご覧ください(BS231)
とっても興味深かったです!
(眠くなったケド)
第6回の東部ユーラシアの変動と再編 では
五代十国時代の国が乱立している時期の話で
国々が入り組んでいて一度では理解できませんでした・・・
(↑ちょうど、ドラマ燕雲台の頃ね)
秦・漢
隋・唐
明・清のあたりは
ドラマや映画で観ているから興味を持って視聴できますね
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放送大学の授業とは関係ないけど
おまけ
日本では『中国4000年の歴史』といいますが
中国の人たちは自分たちの国は『5000年』の歴史がある、と仰るそうです
「夏」の時代から数えると約4000年
1980年代、インスタント麺「明星中華三味」のテレビCMで、この『中国4000年』という言葉が広まりました
しかし
中国の神話時代から数えると約5000年
なんだそうです
どこから数えるのが正解なのか、分かりませんが・・・
日本にも建国神話があるから、そういうものなのかもしれませんね
(私は、自国の人がそう言うのだから、それでOK って思ってます)
「明星中華三味」のテレビCM
本日は以上です
ご覧いただきありがとうございました