どんな自分でいるかは自分が決めています。
例えば良い人でいたいと思っていたとしても、いつも嫌な場面になると感情的になって思う通りにいかないとしたら、その人は感情を発散することを選んでいます。
それがその人にとって1番心地良いからです。
誰でも自分の心地良い状態を求めています。
それでも人が変わっていくのは、失敗を経験できるからです。
自分が心地良いと思う状態が、相手が心地良いと思うとは限りませんね。
あるいは、社会で必要とされている自分ではないかもしれません。
その違いから、うまくいかない経験をする。
似たような経験を何度もすると、自分の感じていた居心地の良さよりも、失敗や不幸な出来事の方が大きく感じられます。
ここで2つの選択肢があります。
もうこの経験をしたくないから変わることを選ぶのか、あるいは現実逃避して生きるのか。
前向きな選択肢をした時に、人は心から変わろうと決意し、新しい自分になることを受け入れます。
失敗したり、嫌に思う出来事があると、辛い感情が渦巻きます。
でも同時に、いつもそこが自分の新しいスタートです。
嫌な経験を乗り越えた自分自身は誇らしく、本当に自分のことを愛することができるでしょう。
そうすると、大きく感じていた問題も自然と小さくなっていきます。