2023年に想ったこと
今年もあとわずかですね。
年末年始のご挨拶の前に、
この一年を振り返って、自分が感じたことを
今日はちょっと長々述べたいと思います。
色々と賛否両論はありましょうが、
たまにはツカサの考えや想いを書いてみますので、
よろしくお付き合いください。
コロナが変えたこと
コロナ禍以降、ようやく今年は“普通にライブできる”環境に戻った年でした。
ただし、ライブ活動をとりまく状況は潮目が変わったという印象があります。
ごく簡単に結論から言うと、コロナ以前に比べ「生ライブへの集客が難しくなった」ということです。
いや~お前はそれ以前の問題だろ!
というツッコミは置いておいて😅
自分の周りの音楽仲間を見ても、
それを感じるのです。
自分の集客力云々は自分の実力不足であることは間違いありませんが、ライブハウス自体が活況を呈さないと、ライブ活動が色々とやりにくくなります。
これはツカサのような「生ライブ」主体に活動しているアーチストにとって共通の問題です。
集客に苦戦する
その原因は何なのか、、、
まずはコロナ期を通じて定着した「ネット上でのライブの楽しみ方が可能になった」という環境です。
以前なら、ネットやTVで楽しめるのは、メジャーな有名アーチストのものがほとんどでしたが、今や、我々レベルの(失礼ながらそう言わせて頂く)アーチストでさえそれが可能になりました。
コロナ期に当たり前のようにライブハウスで定着した「配信」という仕組みがあります。
「配信」は遠方の方や都合の悪い方もライブを観て頂けるというメリットもあります。
お店側としてはコロナでライブ開催できないという存続の危機を脱するため手段でしたし、
我々アーチスト側も、当時なかなか開催しにくい生ライブに変わる発信手段として活用してきました。
しかしながら、それがお客様にとって「ライブは会場に行かなくても観れる」という状況を創り出したのは否定できないと思います。
もちろん、会場でのリアルのライブを楽しみにするお客様も存在しますし、それが全てではありませんが、一つの要因になっていることは確かなのではないでしょうか。
そして、同時期に、Tiktokやツイキャス、インスタライブ等のいわゆるネット上の「ライバー」活動が広く定着したのも要因と考えます。
情報発信やファンとのコミュニケーションの場としてネット配信を行うアーチストが増えたということです。
最近では、ネットでファンを掴んでからリアルのライブへ・・・という方向性も多く見かけます。
ここで大事なのは、ネットライブと生のライブは似て非なるものということ。だから、自分がお客様の立場の場合も異なる楽しみ方をしています。
それは演者側から言うと、「ネット」「生」それぞれにおける必要とされるスキルが違うということであり、あくまで異なるものとしてお客さんに提供すべきコンテンツだと思うのです。
少なくとも自分はそう思っています。
今はどうも、それがごちゃごちゃになっている印象があります。
そのことが、お客様に対して、わざわざ“時間と交通費を使ってライブ会場に行く”という意義を少ないものにしてはいないだろうか?
だからみんな集客に苦労してるんじゃないの?
何だか、全部人のせいにしている感はあります。
ネット上での活動を否定するつもりはありません。
自分たちをとりまく状況として、そう感じているのです。
うーん、だんだん評論家みたいになってきましたが、、😅😅😅
・・・で、ツカサ、お前はどうするのよ😆?
ツカサ管弦楽団としては、あくまで「生ライブ」を大切にするというスタンスは変わらないものの、
今までと同じじゃダメということは確かで、
昭和ガンコ親父も時代に適合した努力は必要ですね。
さて、ツカサ、、これから何処へ行くのか、何をするのか。。。
正月休みにじっくり考えます(遅い^^;;;)
今日もブログを読んで頂きありがとうございます。