壊れていくわたし | すたんど あっぷ

すたんど あっぷ

初めは娘へ。。

この頃は、自分の為かな?

思い付くままに~。

まるでTVドラマのような
チャンネルを変えるように
様々なことがおこる日々。

頑張ろうと言う気持ちの裏腹に、
下を向き、目をそらし、気付かぬ
ふりをしながらゆっくり歩いて来た。

鏡に映る自分はまるで他人のように、

私じゃない❗

私じゃない❗

と、否定ばかりしていた。

今日朝じっくりと鏡に映る自分を
見つめてみた。

昔⋯

そう、若い頃想像していた自分
ではない壊れている自分がいた。

涙は出なかった。

まるで他人を見ているような
諦めに似た感覚。

時間は残酷だ。

こうも朽ち果てるとは⋯

孫との写真もあんなに好きだったのに、
今は少しでも映らないように
カメラマンに徹してたり。

忘れようと眠りの中に自分を置いたり。

全てにおいての自信を無くし

現実を受け止めたくない私は
過呼吸になった。

そんなわたしを見て主人が言った

「もっと自分に自信を持て‼」と。


誰も朽ちた私を見ても気になどしない。

そんな事分かってる。

ただ、自分が自分で情けないだけ。

許せないだけ。

こんなにも自分を甘やかした自分が
イヤなだけ。

負けてる自分がイヤなだけ。

容姿とか関係ない。

ただ、自分に負けてるのが許せない。
そんな自分を見たくない。

何の努力もせずただ生かされて
朽ちていく。

このままでいいの⁉

この二年間でいままでの私を失くすの?

透析の時間を悶々と過ごし

血圧低下で意識朦朧とした中で

孫が呼んだ

『あーちゃん‼あーちゃん‼』

涙が溢れた

『生きなければ.‼』

負けたままで終わりたくない。

「倒れるなら前向きで❗」

あんなに子供達に言い続けていた
私が逃げ腰なんて。

もう一回

もう一回頑張ってみよう‼

同じ人生なら笑顔で終わらせたい。









コロナウイルスで大変な折、
皆様もご自愛下さいませ。