今月のひとこと:10月 | 秋元司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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皆さん、こんにちは。秋元司です。

だいぶ秋らしくなってまいりましたが、今月中旬頃までは、まだ暑さが続くと思われますので体調には十分ご留意ください。

さて、国会では先月末に臨時国会がスタートいたしましたが、既に各党による代表質問が終わり、今月からは予算委員会に突入しております。
今国会の最大の目的は、需要不足が生じている市場に対して補正予算をつけることにより需要喚起を図ることです。

主な内容は、21世紀型のインフラ投資を行いつつ、熊本震災や今夏豪雨災害に見舞われた各地域をはじめとした災害対策、また復旧・復興に力を入れていくものです。

当然、介護離職者ゼロ、待機児童ゼロに向けた一億総活躍プランを実行するための予算案となっており、ハードだけでなくソフト面も含め、介護福祉士や保育士の方が働きやすくなる為の待遇改善を含めた予算措置を取っております。

緊急の足元対策をしっかりと行うための補正予算ですので、是非ご理解をいただきたいと思います。
私事ですが、今回の臨時国会より内閣委員長を拝命し、先日の本会議において任命されました。この大役をしっかりと勤めて参る所存です。

今国会では33本程度の法案の審議を行うことになるかと思います。内閣委員会では議員立法としてこれまで何度もチャレンジをしてきた、いわゆるIR法案の処理を行えるかどうかの瀬戸際です。

基本的に成長戦略を進める中で一番即効性があったものが観光立国の推進でした。訪日外国人観光客が2000万人を達成しましたが、これは当初の見込みより4年前倒しでの達成です。今後、2020年オリンピック・パラリンピックの際には4000万人、2030年には6000万人を目指し、国は舵を切っておりますが、ここまで訪日外国人観光客が増えた要因は、東南アジア各地域にビザの規制緩和を行ったことが大きいと思います。また、円安効果の現れも外国人観光客を惹きつける要因となったと思います。そして、当然そのバックヤードとして、日本の食文化や伝統文化、変化に富んだ四季折々の景観といったこともあると思います。

ただし、現状では東京、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡といったゴールデンルートにばかり人が集中しており、宿泊先不足の解消にならないため、日本全国に周遊ルートを作り6000万人を受入れる体制づくりがこれから求められると思います。

したがって、このIR法案を含めた観光立国の推進を早急に進めていく必要があると思います。
人口こそ減少している我が国ですが、観光立国の推進により多くの外国人観光客を誘致し、常に国内に人がいる、そのことが物、お金を動かしていくことに繋がると思います。インバウンド効果で経済効果10兆円を目指すという政府の意気込みもありますので、この観光立国の推進を早急に進めていきたいと思います。

この秋は税制改正の時期を迎えます。予算と税制改正を組み合わせ、好循環な経済を目指すことが、安倍政権、そして我が党において大きな目標ですので、しっかりとした国会審議を行ってまいります。

今月も頑張ってまいります。引き続きのご指導を宜しくお願い致します。