オフィシャルサイトよりご挨拶。 | 秋元司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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みなさんこんにちは。秋元司です。
久しぶりの更新になりますがどうぞお許し下さい。連日猛暑が続いております。
熱中症等には気を付けてお過ごしください。

さて、国会の方はいよいよ今月上旬、社会保障と税の一体改革の法案が参議院で採決が行われます。
私は当初から申し上げておりますけれど、今回、社会保障の安定的な運営ならびに持続可能性をしっかり求める議論は大いにやっていかねばなりませんが、先に税負担の話が出てくるというのはやはり政治のプロセスを間違っているのではないか、と指摘をせざるを得ません。
わが党が三党修正合意に及んだことは、確かに民主党の暴走をとめ、一方的に増税を決められるよりは、その前に経済活性化・軽減税率・無駄の撲滅といったものをしっかり取決めをしない限り増税はさせないという歯止めをかけるという部分で、意味があったことかもしれません。
しかし野党として今の政権を認めていると捉えられがちな三党修正合意。本来は参議院で消費税法案否決を求めていきたい、とそんな思いであります。
私自身、今永田町での発言権、または自分が一票を投じるバッジがないわけでございますので、見守っていくしかありません。
とにかく今この日本を取り巻く閉塞感を打破するためには、まず所得水準をしっかりあげてデフレを解消し、そして仕事がまわって給料がもらえ、景気が回復する、という流れを作っていかない限り、増税の議論にいくのはいささか急ぎすぎているという気がいたしております。

さて、政治は政治で推移をしていきますが、やはり今我々の大きな問題としては、脱原発にむけた動きをどう加速していくかでありましょう。
原発に代わる代替エネルギーのこと――全体のエネルギーの中の三割を今まで原発に頼っていたわけですから、この三割をどう確保するか、そのために自然エネルギー、再生可能エネルギーをどう効率よく生み出し、それをどのように蓄電するかという蓄電技術も含め、より一層の技術のレベルアップが求められるところであります。
そのために官民挙げての開発を行わねばならない、国の投資は惜しまない、無駄な公共工事よりもむしろこういった分野にどんどんお金を使い、世界をリードするエネルギー革命を行い、第四次産業革命をエネルギー革命と共に行っていく必要があると考えます。
日本がこれから「ものづくりの国」として生きていくためには環境立国を目指す――このことは私が長年掲げてきた大きなテーマであって、新しいエネルギーの開発こそが日本が今打ち込んでいくべきことで、この技術を世界に売るということを率先して行っていかなければならないと思います。

話題は変わりますが、今、ロンドンオリンピックが行われております。
この感動を我々は2020年の東京オリンピックで実現したい。その招致運動もこれから一年が勝負であります。
おそらく皆様のお手元にアンケート等の色々な調査がいくと思いますが、是非賛成という声をあげていただきたいと思います。
開催国の世論の声が一番必要であり、来年の九月に開催国が決まるわけでありますけれど、その時の一番の選考基準は、開催する国の人たち・都市の人たちがどういう思いでその開催を見守るかということであります。少なくとも7割以上の方の賛成という結論が出ない限り、なかなか東京オリンピックの実現は難しいものであるかと思います。
私は昭和46年生まれですから、過去の東京オリンピックをこの目で見たことはございません。この年になり、我々の子どもたちにも素晴らしい夢と希望・感動を与えられる東京オリンピックの実現をめざしたく、私も頑張ってまいりたいと思います。

いずれにしましても、まだまだ暑い日が続いていくと思います。
夏があければ衆議院の解散総選挙も予想されますので、引き続き江東区中をまわりながら多くの皆様にご理解を賜りますよう努力してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


平成24年08月01日
秋元 司