戸畑渡場・若戸大橋 | つかちやんのキャンプレポート@ブログ

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所用で近くを通ったので、戸畑渡場付近をぶらりしてきました。
戸畑渡場は、若戸大橋の戸畑橋台横にあって、
付近には大橋公園や「お汐井汲みの場」と呼ばれる名所(?)もあります。
若戸大橋は1962年9月開通した全長627mの吊り橋。
今では、明石海峡大橋をはじめ、その長さを誇る大きな吊り橋は幾つもありますが、
当時は、「東洋一の大吊橋」と言われていました。
その美しい真っ赤なボディ。間近で見ると迫力ありますね。
完成当時、橋上の両サイドに歩道があり、
歩行者は橋台の中の客用エレベータを利用して、橋上まで昇っていました。
小生も子供のころ、何度か連れてきてもらって、歩道を歩いたことがあります。
歩道と言っても、工事現場の様なグレーチング張り。
真下が丸見えで、高所恐怖症の方はちょっとしんどかったかも。
その歩道も、車道拡張のため1987年5月に廃止され、それと同時に客用エレベータも撤去されました。
今では、その入口はコンクリートで固められ、管理用のドアが一つあるだけ。
ちょっと寂しい。
橋台のすぐ近くに、「お汐井汲みの場」と刻まれた碑が立っています。
毎年7月に行われる、戸畑祇園大山笠(国の重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産)の際、
神官がこの場所でお汐井(海水)を汲み、榊の枝で幟山笠(のぼりやまがさ)や関係者にかけて、
お祓(はら)いをするそうです。
今日現在はゴミだらけで、お祓いに使うにはちょっとねー、という感じ。
祭り当日までには、きれいに清掃されるんでしょうか?

 

56年経った今でも、その雄姿は変わりません

 

あまり大橋を真下から見ることはないですね

 

1987年までは、この中のエレベータで橋上の歩道に昇っていました

 

客用エレベータの入口跡かな?何やら塞いだ形跡が・・

 

今では、管理用のドアが一つポツンと

 

橋台近くに、祭りの際お汐井汲みする場所があります

 

今はゴミだらけ 祭りの時はきれいになるんかな?