6月議会開会中です

 

明日と週明け月曜日、火曜日が本会議です

 

提案されている議案に対する質疑と一般質問が行われます

 

今回の本会議では、24名が質問します

 

質問日は3日間ありますので、それぞれ8人ずつ質問します

 

私の順番は、全体で22番目で火曜日の6番目ということになる予定です

 

質問内容は、すでに公表しているとおりです

 

6月議会の本会議質問

今回は、久しぶりに「新幹線車両基地」の件を質問します

 

コロナ禍前の2019年に明らかとなり注目を集めたお話です

 

きっかけとなりましたのは、同年11月15日の神戸新聞朝刊

 

1面に大きく掲載されました

 

「明石に新幹線車両基地」

 

著作権の関係で紙面を紹介することはできませんけど

 

なかなかパンチのある記事でした

 

当時の報道や議会でのやり取りで明らかになったのは

 

  • リニア中央新幹線の大阪延伸で山陽新幹線の需要が膨らむことを見据え、JR西日本が明石市のJR神戸線大久保—魚住間の農業振興地域に大規模な「車両基地」(JR西日本は「車両所」と呼んでいる)を計画している
  • 大阪延伸が予定されている2037年までに「車両基地」を整備し、新幹線の増発や車両保守の拠点にする
  • 周辺には在来線の新駅に加え、商業地域や宅地など最大で100ヘクタール(甲子園球場25個分)を超す大規模開発を検討している
  • 検討中の車両基地は新幹線、在来線を含めて約30ヘクタールで、新幹線用に20線程度、在来線は10線程度を整備する
  • 全体で南北150メートル、東西1.8キロの地域が見込まれている
  • 「車両基地計画」についてJR西日本の幹部は、神戸新聞の取材に対し、明石市が車両基地の候補地に挙がっているのは事実だが詳細を検討中であり、まだ何も決まっていないと回答
  • 明石市関係者は、取材に対し協定に基づき新駅開発など地域活性化につながるさまざまな可能性をJR西日本と協議していきたいと話す
  • 直後の12月本会議では、複数の議員が質問
  • 市は、JR西日本から提案があったのは事実と認めたが、この間の協議内容は、JR西日本として考える車両所の位置、規模及び新駅の位置やまちづくりなどにつきましては、イメージの域を超えないものであり、事業として具体的と言える内容ではないと説明
  • 泉市長(当時)は「明石市として車両基地が来てほしいわけではありませんし、私自身が賛成ではありません」と答弁し、しっかりとJRから情報を収集した上で、知り得た内容を公にしていきたいと述べた
  • その後、市がJR西日本に対し具体的な説明を求めたが詳細は明らかにされず
  • さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大により、JR西日本の経営環境が大きく変化したことなどを理由に計画の検討は一旦中断すると同社から連絡
  • その後は大きな動きなし

 

という感じです

 

リニア新幹線がどのようになるかによって山陽新幹線の車両基地計画は大きく変わってくるものと思われますが、特にこの間は、前の静岡県知事が事業に反対していたこともあって先行き不透明な状況にもありました

 

ところが、舌禍による辞任劇と新知事就任により事態に変化が見られるようになりました

 

静岡の新知事は、リニア新幹線推進派ですからね

 

今後事業が大きく進めば、JR西日本としては山陽新幹線の車両基地計画を具体的に検討しなければならなくなると思いますから

 

あらためていうまでもないと思いますが・・・

 

私も車両基地が来てほしいわけではありません

 

誘致しようなどとも思いません

 

ただ、市も地元も一定の動きをしておりますから、このままにしておくわけにはいかないのです

 

「車両基地計画」をめぐっては、JR西日本より魚住町金ケ崎に広がる農地の一部を車両所設置の候補地としたい旨の提案を受け、市は地元にも説明し水利施設保全高度化事業として予定していた、魚住東部地区のパイプライン化事業に係る補助金について、国への採択申請を取り下げた経緯があります

 

時間をかけて話し合い、国に申請しほぼ間違いなく補助金が付くという段階になって急遽これを取り下げたのです

 

この地で農業を続けようと考える農家の皆さんにとっては、いつまでも「車両基地」がどのようになるのかが不透明なままでは、今後の農業経営はもとより生活設計を立てることもできないと思います

 

結局どうなのか?

 

市は、何か情報を得ていないのか?

 

市長はどう考えているのか?

 

知りたいことがたくさんあります

 

今後のまちづくりや市政運営にも重大な影響を及ぼすテーマですからね

 

どのような答弁が出るか?

 

楽しみです

 

 

 

↓以前、公開請求して入手した資料

 

 

他にも色々ありますが

 

また今度

 

っていうか、2020年1月以降の小欄をご覧いただきましたらたくさん資料を紹介していますので、そちらもご覧ください